ミリタリーアイテムは本物志向で選びたい、そんな人たちから熱い支持を集めているのがSINN(ジン)のパイロットウォッチ。このSINNの2021年新作から、70年代のコックピットクロックにインスピレーションを得たパイロットウォッチ「Model 717」(88万円〜)を紹介します。ブランドルーツに忠実なディティールへのこだわりに、本物ならではの風格とミリタリースピリットが漂います。
1961年、当時ドイツ軍のパイロットであり飛行教官でもあったヘルムート・ジンが製作したパイロットウォッチに端を発するSINN。創業間もない60年代初頭より腕時計と合わせて製作を行っていたのが、航空機のパネルにはめ込んで使用するコックピットクロックです。
例えば、70年代後半にドイツ空軍のトーネード計画のために設計された「Nabo 17 ZM」は、そうしたコックピットクロックの代表例。ケース下部に備えた操作ボタン、センターに配されたクロノグラフのストップウォッチ表示などを特徴とするもので、現在も軍の多機能戦闘機トーネードなどに採用されています。
2021年新作として発表された「Model 717」は、この「Nabo 17 ZM」からインスピレーションを得て製作されたもの。大きく見やすい文字盤のインデックス表示、センターに配置したクロノグラフの大きな秒分針のオレンジ色など、「Nabo 17 ZM」の特徴となるディティールを存在感たっぷりの45mmケースにバランスよく収納しています。
ムーブメントには高い耐磁性と46時間のパワーリザーブを備えたキャリバーSZ01を採用。クラシックなデザインの中にも、テギメント加工+PVDによる耐傷性の高いブラックハードコーティング、精度を安定させるとともに風防の曇りを防止するArドライテクノロジーなど、SINNならではの現代的なテクノロジーも光ります。
カウレザー仕様(88万円)、シリコンベルト仕様(91万7400円)の2モデル揃って6月より発売予定。
>> SINN
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/368586/
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