「休日を最高のものにする」をテーマに高い耐久性と独自性のあるデザインで知られるガレージブランド、YOKA(ヨカ)。代表作はパネルを組みあわせる木製ファニチャーですが、焚き火台「COOKING FIRE PIT」もファニチャー同様、薄く持ち運べて、3枚のパネルを組みあわせるだけで素早く準備ができる、なおかつ何度火を入れてもゆがむことなく頑丈だと評判は上々です。
そんなYOKAの焚き火台開発コンセプトは「料理も得意な焚き火台」。そしてこの春、「COOKING FIRE PIT」に軽量モデルが登場しました。
これがその「COOKING FIRE PIT LIGHT」(1万6500円)です。
収納袋は麻袋ではなく、グラスファイバーにシリコン加工を施した収納袋兼用焚き火シートにアップデートされています。収納サイズは51×28×2cm。
焚き火台本体、ステンレス製グリル2枚が入っています。
本体は大胆に肉抜きしたステンレス製スタンドと、メッシュの炭床、そしてスタンド下部を補強するバーで構成されていて、重量は1kg。
既存モデルはスタンドも炭床も2mmの鋼板でできていて重量は5kgなので、「LIGHT」の文字は伊達じゃあありません。
組み立てサイズは40×23×H29cm。
既存モデルが50×27×H32.5cmなので、スペックだけ比べると幅10cm、奥行きも4cmほどにコンパクトになっています。でも、既存モデルの上部が大きく広がったデザインなのに対し、この「COOKING FIRE PIT LIGHT」はスタンドが垂直に近い角度で立ち上がっています。だから炭床のサイズはほぼ同じ! しかも火床の両脇が大きく開いているので少しくらい長い薪でもまっすぐ置ける。メッシュ炭床なので、薪を横にして置いても問題ないんです。
2枚のグリルは、2枚くっつけて置くとYOKAの文字が浮かび上がる遊び心あるデザインです。
ここにも既存モデルとは異なる点が。1枚だったグリルが分割されたことで、上下2段に分けて置けるようになりました。しかもYOKAの文字部分がいい感じの距離感で、シェラカップのように底の小さなカップでも安定します。
また、グリルを下にセットできるようになったことで、ここでオーブン料理もできます。重量同様、これはうれしい進化。さすがにダッチオーブンを載せるには不向きですが、小さな鉄板やYOKAの「DOUBLE PAN」のような小さなスキレットなら問題なし。
軽く持ち運べて、長い薪を問題なく載せられる焚き火台。しかも焚き火シート付き。これは焚き火好きだけでなく料理好きな徒歩キャンパーにとっても待望の1台と言えそうです。
>> YOKA
<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/368531/
- Source:&GP
- Author:&GP