iOS14.5のバッテリー持続時間を、7モデルのiPhoneを使って、過去のバージョンと比較した動画が公開されました。
初代iPhone SE〜iPhone SE(第2世代)の7モデルで比較
正式版が公開されたばかりのiOS14.5のバッテリーテスト動画を公開したのは、以前からバッテリーテストや動作速度テストの動画を数多く公開しているYouTubeチャンネルのiAppleBytesです。
テストは、正式版に先立って開発者と登録ユーザーに提供された、iOS14.5RC(リリースキャンディデート)をインストール後、5日間経過したデバイスで実施しています。
インストールから時間を空けている理由は、iOSのアップデートから数日間は内部処理によりバッテリー消費が増えるため、その影響を避けるためです。
使用するiPhoneは、iPhone SE(第1世代)、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XR、iPhone11、iPhone SE(第2世代)の7モデルで、いずれもバッテリー状態は92%〜100%の範囲です。
iPhoneは、ディスプレイの明るさを25%で統一、明るさの自動調整はオフにして、ベンチマークテストアプリGeekBench4のバッテリーテストを実行しています。
iOS14.5のバッテリーテスト結果
バッテリー残量がゼロになるまでの時間と、GeekBench4によるバッテリースコアは以下のとおりです。
モデル | 持続時間 | スコア |
---|---|---|
iPhone SE(第1世代) | 2時間54分 | 1,738 |
iPhone6s | 2時間53分 | 1,730 |
iPhone7 | 3時間38分 | 2,175 |
iPhone8 | 3時間29分 | 2,080 |
iPhone XR | 5時間10分 | 3,085 |
iPhone11 | 5時間54分 | 3,324 |
iPhone SE(第2世代) | 3時間32分 | 2,117 |
iOS14.4.2からバッテリースコアは改善傾向
iOS13.3.1以降のバージョンで比較すると、多くのモデルでiOS14.4.2よりもバッテリーのスコアが小幅ながら改善しています。
iAppleBytesは、iOS14.5はiOS14.4.2よりも全体的にバッテリーの持ちが改善していることを評価し、バッテリーについて言えば、現在iOS14.4.2をインストールしているなら、安心してiOS14.5にアップデートして良いだろう、とコメントしています。
iAppleBytesによる動画では、各モデルのバッテリースコアの推移も確認できます。
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-364113/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania