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Apple M2チップはTSMCのN5Pで製造、動作速度と電力効率が向上

M2 and MacBook AH
 
Gizchinaが、量産が開始されたと噂の新しいAppleシリコン、M2チップは、動作速度と電力効率が向上すると報じました。

CPUコア、GPUコアが増加すると予想

量産が始まったとNikkei Asiaが報じたM2チップの製造は、TSMCの5nmプロセス「N5P」で行われることで、TSMCの7nmプロセス「N7」で製造したチップと比べ、動作速度が20%向上、消費電力は40%削減されると、Gizchinaが伝えました。
 
同メディアによれば、M1チップの製造に用いられている5nmプロセス「N5」では、7nmプロセス「N7」で製造したチップと比べ、動作速度が15%向上、消費電力は30%削減が実現されているようです。
 
Gizchinaは、M2チップはCPUコアとGPUコアがM1チップよりも増加ニューラルネットワーク・プロセッシング・ユニット(NPU)16コアを搭載するM1チップよりも少なくなると予想しています。

TSMCが発表済みの性能予測と同じ

TSMCの「N5P」では、5月下旬からiPhone13(iPhone12sとの噂もあり)に搭載されるA15の製造が始まると台湾DigiTimesが伝えていました。
 
TSMCは、「N5P」で製造した場合、「N5」に比べ、同性能での消費電力改善率10%、同消費電力での性能向上率5%が実現されるとの性能予測を2020年の第26回テクノロジー・シンポジウムで発表していました。
 
Gizchinaの報道通りであれば、TSMCが発表した性能予測通りの改善が期待できるようです。
 
 
Source:Gizchina
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)

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