これまでのWindows 10はBluetoothコーデックとしてSBCとaptXしかサポートしておらず、AppleのBluetoothイヤホン/ヘッドホンであるAirPodsシリーズを使う際には低音質であるといわれているSBCが使われていました。しかしながら、Windows 10 Insider PreviewにおいてAACがサポートされ、将来のWindows 10ではこの状況が変わるようです。
AACコーデックをサポートするWindows 10
Microsoftは現地時間の4月29日に、Windows 10 Insider Preview Build 21370をDevチャンネルで公開しました。
このビルドで追加された機能が、主にApple製品で使われているBluetoothコーデックのAAC(Advanced Audio Coding)のサポートです。
これまでのWindows 10でも高音質コーデックであるaptXがサポートされていましたが、AppleのAirPodsシリーズをはじめ、AACをサポートしているもののaptXをサポートしていないイヤホン/ヘッドホンも多く、その場合には低音質であるといわれるSBCコーデックが使われていました。
AirPodsシリーズをWindows 10を搭載したPCで使う方には朗報といえます。
Bluetoothヘッドセットの使い勝手も改善
また、このビルドではBluetoothヘッドセットの使い勝手も改善されています。
これまではBluetoothヘッドセットを接続すると、ヘッドホンとハンズフリーデバイスの両方が表示されていました。
Build 21370ではこれらが1つに統合されて1つだけ表示されるようになります。
Microsoftによると、これによりたとえばSpotifyを聴いているときにTeamsの電話に出なければならない場合に便利だとのことです。
Source:Windows Blogs via wccftech
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-365174/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania