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iPhone13シリーズ向け各種部品の量産が6月から開始〜DigiTimes

iPhone13 Pro AH0419
 
サプライヤー事情に詳しい台湾メディアDigiTimesが、新型iPhone(仮称:iPhone13、iPhone12sとの噂もあり)向けのセンサーや部品の量産が6月から開始されると報じました。

各サプライヤーが、6月から量産開始

DigiTimesが業界関係者から入手した情報によれば、iPhone向けにセンサーやカメラ用部品を供給する各サプライヤーは、4月のiPhone12シリーズ向け部品の納入数が減少したこと、5月も減少する見通しであることをうけ、6月からiPhone13シリーズ向け部品の量産を始めるようです。
 
米Lumentumが設計した垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)チップを製造する台湾Win Semiconductorsは、iPhone13シリーズ向けにVCSELチップがアップデートされることで、利益額が増加すると予想されています。
 
iPhone13シリーズでは、VCSELチップが用いられるFace IDユニット部が小型化することで、フロントカメラハウジング部(ノッチ)の横幅が狭くなると噂されています。

レンズ駆動用ボイスコイルモーターの需要拡大の見通し

iPhone13シリーズでは、iPhone13およびiPhone13 miniにもセンサーシフト式手ぶれ補正機構が搭載されるなど、リアカメラが改良される見通しです。
 
それに伴い、台湾LARGAN Precision(大立光)などのレンズ駆動用ボイスコイルモーター(VCM)サプライヤーは、2021年下半期(7月〜12月)の出荷数を大幅に増やすとみられています。
 
また、台湾のサプライヤーだけではなく、日本のVCMサプライヤーも生産能力を30%〜40%拡大するべく計画していると、DigiTimesは伝えています。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Twitter
(FT729)

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