【特集】クルマDIYの強化書
なかなか思うように出かけられない“おうち時間”を利用して、愛車のグレードアップを自分の手でやってみよう! というDIY企画。上手くできれば経済的だけれど、リスクがないわけではない。無理はせず、安全な場所で楽しもう!
■LED化で夜間ドライブの安全性を向上
純正装着バルブはヘッドライトやフォグランプならば「ハロゲンバルブ」、それ以外のランプならば「白熱球」が使われていることが多い。これらは、明るさはそこそこだし色味も電球色と、実用性も見た目も今ひとつだ。
そこで行いたいのがバルブ類の「LED」化。ハロゲンバルブや白熱球と同じ口金形状でサイズも近い製品であれば加工を施さずに純正品と入れ替え装着ができる。交換作業も手軽にできて、多くのクルマの取扱説明書には作業の方法や手順が記載されている。LEDならではの「白く」「明るい」光は夜間ドライブの安全性を向上させるのはもちろん、ドレスアップ効果も抜群。オススメのカスタマイズだ。
■ヘッドライトとポジションライトは同時替えがオススメ
▼ヘッドライト
カーメイトGIGA
「LEDヘッド&フォグバルブ S7 6000K H8/H9/H11/H16 7000lm(BW553)」
(実勢価格:1万9800円前後)
GIGAシリーズ最上級モデルで、ヘッドライトやフォグランプと入れ替えられる。独自技術により7000lm(1台分)と圧倒的な明るさを誇り、取り付け性に優れた小型ボディも実現。安心して使える3年保証付き&車検対応。
【取り付け手順】
難易度:★★☆☆☆
作業時間:約20分
<手順1>作業スペースを作るためダクトを取り外す。
<手順2>純正バルブを回転させて引き抜く。
<手順3>LEDバルブを回転させて固定。
<手順4>純正コネクターとLEDバルブのコネクターを接続。
<手順5>ドライバユニットを固定。
▼ポジションランプ
カーメイト GIGA
「LEDポジションバルブ S300T 6500K(BW169)」(実勢価格:5500円前後)
1灯で300lmの明るさを誇るポジションランプ向けLEDバルブ。さまざまな灯具にマッチする全方向照射モデルだ。色温度は6500Kで純白光を発する。LEDヘッドライトバルブとコンビで使いたい。
完成!
<Before>
<After>
プリウスのヘッドライト、ポジションランプをすべてGIGA LEDへと交換。違いは一目瞭然だ!
■全方向照射で後方車へ存在感をアピール
▼ライセンスランプ
カーメイトGIGA
「LEDライセンスバルブ R100T 6500K 100lm(BW153)」(実勢価格:1650円前後)
ライセンスランプ専用設計で、全方向への発光を可能にした広拡散レンズを採用。明るさ100lm(1灯あたり)、色温度6500Kの純白光はリヤビューにさりげなく高級感を与える。
【取り付け手順】
難易度:★☆☆☆☆
作業時間:約15分
<手順1>カバーを外しソケットへアクセス
<手順2>バルブを交換
<Before>
<After>
明るさも発光色もガラリと変化する。抜群のドレスアップ効果を発揮。
■ルームランプをLED化すると圧倒的に明るくなる
▼ルームランプ
カーメイトGIGA
「LEDルーム R280M 6500K(BW243)」(実勢価格:3850円前後)
35×27mmサイズのプレートに12個のLEDチップを搭載したルームランプ用。付属パーツの交換でT10、T8×29、T10×31、G14などのバルブに対応する。色温度6500K、明るさは280lm。
【取り付け手順】
難易度:★★☆☆☆
作業時間:約15分
<手順1>カバーを外す
<手順2>プレートを取り付ける
<Before>
<After>
薄暗い電球色の光が純白のクッキリと明るい光に変化。実用性も大幅に向上。
■目視でもバックモニターが見やすくなる
▼バックランプ
カーメイト GIGA
「LEDバックランプS1000 T20 WH(BW341)」(実勢価格:5500円前後)
バックランプ専用LEDバルブ。ユニットには高輝度LEDを15個も搭載。ヘッドランプに匹敵する1000lmの明るさを生む。バックカメラ映像も明るく見えて夜間の車庫入れもラクだ。
【取り付け手順】
難易度:★★☆☆☆
作業時間:約20分
<手順1>内張りを開けてソケットへアクセス
<手順2>バルブを交換
<Before>
<After>
GIGA LEDは純正白熱球の約3倍の明るさを実現。愛車の車庫に夜間照明がない人には特にオススメだ。
■注目の新製品
カーメイト GIGA
「LEDヘッド&フォグバルブ C3600シリーズ」(実勢価格:1万780円前後)
アルミボディと高性能小型冷却ファンを採用することで優れた放熱性を達成しつつ、ハロゲンバルブと同等の小型サイズを実現。ランプユニット背面のスペースが狭い車両にピッタリだ。
<純正品>
<交換後>
今回の手順は編集部が行った一例で、メーカーの推奨とは異なります。作業をする際は安全な場所を確保し、自己責任でお願いします。自信のない方は専門のショップを利用しましょう
※2021年3月16日発売「Car GoodsPress」94号76-77ページの記事をもとに構成しています
>> クルマDIYの強化書
<文/浜先秀彰 写真/澤田和久>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/369167/
- Source:&GP
- Author:&GP