1920年代後半に登場した近代二眼レフカメラ。その印象的なデザインとコスパの良さから人気を博しました。次第に一眼レフカメラにシェアを譲ることになりますが、その特徴的な形状と、限られた時代に生産されていた希少性、歴史的背景から、今も根強い人気を誇ります。
そんな二眼レフカメラを常に身に纏うべく、腕時計の意匠に落とし込んだモデルが登場。それが、5月21日にTACS(タックス)から発売される「TWIN LENS AUTOMATIC」(7万1500円~)です。
TACSが2016年に発表した「LENSシリーズ」は、クラシックカメラのようなギミックを表現したダイヤルデザインが特徴の腕時計です。初代モデル「VINTAGE LENS AUTOMATIC」は発売開始数日で完売。今回登場した「TWIN LENS AUTOMATIC」は、2018年に登場した「VINTAGE LENS AUTOMATIC(AVLⅡ)」をもとに、2年の歳月を経て新たにデザインしたモデルになります。
ヴィンテージ二眼レンズのディテールを再現した独特の文字盤は19のパーツで構成されており、すべて日本の時計職人による高度な手作業と精度で組み立てられています。TACSでは、時計職人が組み立てる時計を1日10個までに制限することにより、高品質の国産自動巻き時計を実現しています。
今回の「TWIN LENS AUTOMATIC」はスペシャルBOXセットが2種類用意されていて、それぞれ各50個の数量限定発売となります。
「TS2002A-SET」(7万1500円)のイメージカラーはモダンシルバー。ヴィンテージの二眼レフカメラに似せたシルバートーンの文字盤デザインに。二眼レフのレンズにあたる部分はスケルトン仕様となっており、自動巻きムーブメントの動きを眺められます。ブラウンのホーウインレザーストラップとシルバーの組み合わせは、日常使いしやすく、洗練されたモダンな雰囲気を演出してくれます。
「TS2002B-SET」(7万4800円)のカラーリングはレトロゴールド。ケースとレンズからのぞくムーブメントには特別感のあるゴールドを取り入れています。ブラックのホーウィンレザースストラップは、白いステッチがアクセントになっており、ブラックとゴールドの大胆な組み合わせはドレッシーな印象を与えます。
いずれのモデルもケースはステンレススチール316L製で、ケース径は46.5mm、厚さが15mm。風防には、無反射コーティング加工のサファイアガラスが使われており、防水機能は10気圧防水です。BOXセットには付け替え用のメタルバンドも付属しています。
ヴィンテージの二眼カメラの趣を持つ国産機械式腕時計で、個性を演出してみませんか?
>> TACS
<文/&GP>
【関連記事】
◆パンダ、逆パンダ、カーキどれも捨てがたい機械式クロノグラフ
◆クッション型でボリューム感ある高コスパな機械式ダイバーズ
◆余計な装飾は一切なし!質実剛健さを体現するドイツの機械式腕時計
- Original:https://www.goodspress.jp/news/371829/
- Source:&GP
- Author:&GP