NTTドコモは5月11日、三菱UFJ銀行と新たなデジタル金融サービスに関する業務提携契約を締結したと発表しました。
三菱UFJ銀行と業務提携
ドコモは三菱UFJ銀行と共同で、取引状況に応じてdポイントが付与されるデジタル口座等を視野に、新サービス提供に向けた検討を行うと発表しました。
デジタル口座サービスでは、ドコモの通信料金やdカードの支払い口座に設定することで毎月dポイントが付与される仕組みや、口座の利用状況やドコモのスマホ決済サービス「d払い」の利用履歴が一元的に閲覧できる仕組み等が検討されています。
デジタル口座サービスは2022年に提供が開始される予定で、ドコモと三菱UFJ銀行は2021年度中に新たな合弁会社を設立するとしています。
金融サービスの強化も
ドコモと三菱UFJ銀行は共同で、住宅ローンの開発や資産運用サービスでの連携など、金融サービスに関する協働についても検討すると表明しています。
両社の契約数は、ドコモが約8,000万件、三菱UFJ銀行が約3,000万件で、それぞれ通信業界、金融業界での最大手となっており、今後、両社の強みを活かして「顧客への新たな価値の提供をめざす」と言及しています。
読売新聞は、ドコモは同業他社と比較して金融サービス等への進出が遅れており、今回の業務提携を通じて非通信事業を強化する狙いがあると報じています。
なお、三菱UFJ銀行は2008年に、KDDIと共同でインターネットバンクの「auじぶん銀行」を設立しています。
Source:NTTドコモ via 読売新聞
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania