Reutersが、インド国内での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延の影響により、Foxconnインド工場でのiPhone12の生産数が減少していると報じました。
100人以上の従業員から陽性反応
インド・タミル・ナードゥ州にあるFoxconnの工場では、世界第2位の市場規模である同国内向けのiPhone12の生産を行っています。
同州は、新型コロナウイルス感染症第2波の大きな影響を受けており、今週月曜日から公共交通機関や商店の閉鎖など、全面的な封鎖措置がとられています。
Foxconnのタミル・ナードゥ州の工場では、100人以上の従業員から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たため、工場への立ち入りを今月末まで禁止にしました。
現在、従業員が社員寮のある工場施設外へ外出することは許されているようですが、入場することは禁止されており、生産ラインの一部だけが維持されている状況だと、Reutersは伝えています。
2020年に大型投資を実施
Reutersへの情報提供者は、「生産能力は50%以下に落ち込んでいる」とコメントしました。
Foxconnは昨年、インドのiPhone組み立て工場に10億ドル(約1,100億円)を投資して規模を拡張し、iPhone12の生産を開始していました。
Source:Reuters via GizmoChina
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-367390/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania