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iPhone12シリーズの販売好調で、OLEDディスプレイパネル各社が好決算記録

iphone12
 
韓国メディアThe Elecが、iPhone12シリーズやGalaxy S21シリーズなどの、有機EL(OLED)ディスプレイパネルの出荷が好調なことで、部材メーカー各社が市場の予想を上回る高収益を記録したと報じました。

iPhone12シリーズの好調な販売台数が市場牽引

OLED関連部材メーカー各社の高収益は、iPhone12シリーズなどのOLEDディスプレイ搭載スマートフォンと、ラップトップにおける採用デバイス拡大、中国メーカーの生産拡大がその要因のようです。
 
Universal Display Corporation(UDC)の2021年第1四半期(1月〜3月)の売上高は1億3,400万ドル(約147億円)、営業利益は6,360万ドル(約70億円)で、2020年第1四半期(1月〜3月)よりも19.3%増加しました。
 
OLED用材料部門の売上高も7,980万ドル(約88億円)と、2020年第1四半期(1月〜3月)の6,660万ドル(約73億円)を大きく上回りました。
 
その要因として、2021年第1四半期(1月〜3月)のiPhone12シリーズの販売が好調だったことがあげられています。

中国BOEは、2021年の出荷数を前年比2倍にする計画

中国BOEとCSOTのモバイルデバイス用OLED生産ラインの稼働率は、従来よりも高くなっています。
 
BOEは昨年、3,600万枚のフレキシブルOLEDパネルを出荷、2021年にはこの数字を2倍にする計画です。同社のOLEDディスプレイパネルは、iPhoneの修理用として新規採用される見通しです。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple
(FT729)

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