Disneyは現地時間5月13日、2021年第2四半期(2020年1月〜3月)の業績発表において、Disney+の登録者数が1億300万人超えとなったことを発表しました。
前回の登録者数より、300万人以上の増加
登録者数の詳細は前回3月に公開されていますが、それ以降、300万人以上の登録者数を獲得したこととなります。
2020年4月のDisney+の登録者数は、わずか3,300万人だったためサービス開始から1年半で予想を上回る急成長を遂げたことになります。Disney+のサービスが開始された当初、Disneyは2024年までに登録者数6,000万人〜9,000万人を目標としていましたが、既に2020年末の時点で達成されています。
同社は現在、2024年までに2億3,000万〜2億6,000万人の登録者数の獲得を見込んでおり、これによりDisney+はNetflixを超えることとなります。現在、Netflixの登録者数は2億700万人、Huluは4,160万人となっています。
Disney+はApple TV+と同時期にスタートしましたが、Disney、マーベル、スター・ウォーズの過去の人気作品に加え、「マンダロリアン」「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」などの新作を配信できることから、より急成長を遂げています。
今後、Disneyは、アニメーション、ライブアクション、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル・ジオグラフィックの各分野において、年間100本以上の新作をリリースすることを目標としています。
Apple TV+は、無料トライアル期間を再延長
Appleは、Apple TV+の登録者数の具体的な数値を明らかにしていないため、直接比較することはできません。ただし、無料トライアル期間が再延長され無料会員が多数存在するため、Apple TV+の有料登録者数はDisney+には遠く及ばないと見られています。Appleは、無料トライアル期間を2021年7月まで再延長しており、有料会員には月額料金相当額を返金しています。
Appleはオリジナルの映画や番組の充実化に努めているものの、Apple TV+が他のストリーミングサービスに対抗できるまでに成長するには、まだ数年かかることが予想されます。
Source:THE WALT DISNEY COMPANY via MacRumors
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