アメリカ合衆国国防総省は、中国企業Xiaomiを政府のブラックリストから取り除く、と報じられています。
トランプ政権時代のブラックリストをバイデン大統領が見直し
Xiaomiは、中国軍隊とのつながりがあるとして米政府のブラックリストに入れられたのは非合法的で憲法に反しているとし、米政府を提訴していました。今回出た裁判の判決によれば、Xiaomiと米政府は紛争解決の方向に向かうことに合意しており、米政府はXiaomiをブラックリストから削除する意向を示しているとのことです。
アメリカ国家安全保障会議の広報担当者のエミリー・ホーン氏は、「バイデン政権は、中国軍とつながある企業に対して米国が投資することを非常に憂慮しており、そのような企業に対しては強い圧力を与え続ける」とコメントしています。
Xiaomiの広報担当者は、最新の動向をつぶさに確認している、とだけ述べています。
米国防総省は、現在のところコメントを避けています。
Xiaomiに続いて他の中国企業も米政府を提訴
今回の裁判での判決に対して、バイデン政権は異議申し立てを行わないことに合意しているとのことです。前述のホーン氏は、「トランプ政権は(Xiaomiに)制裁を加えるのに必要な法的根拠を持ち合わせていなかった」とコメントしています。
Xiaomiの裁判結果が報じられた直後、他の中国企業も立て続けにブラックリストからの削除を求めて米政府を提訴した、と報じられています。
Source:Reuters
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania