MINIシリーズの中でもひときわ存在感があり、また世界中で人気のあるコンバーチブルだけに、環境への負荷を気にかけているスモールカーファンには朗報です。
大人のゴーカート
コンバーチブルの売りは、なんといっても小さな躯体特有の高い機動性、そしてオープンカーとしても楽しめる要素が合体している点です。まさしく「大人のゴーカート」でしょう。
世界中の車メーカー同様、MINIブランドも電動化にすでに着手していますが、コンバーチブルの完全電動バージョンへの言及は今回が初めてです。しかも2025年にお披露目すると具体的にタイムラインが示されました。
デザインは踏襲
MINIコンバーチブルに関しては内燃エンジン搭載の従来型の新世代がすでに発表されました。六角形のラジエーターグリルを大きくするなど全体的にカリスマ性を高めたデザインが売りです。そうした要素を電動タイプは基本的に踏襲しつつ、オープントップの4座席です。
ただ、お披露目される2025年までにまだ時間があり、電動コンバーチブルの最高速度や航続距離など、具体的なスペックは明らかになっていません。はっきり言えるのは、排気ガスを出さずにオープンにフレッシュな空気を楽しめるということです。
BMWグループによると、2020年にMINIを購入したドイツの顧客の5人に1人がコンバーチブルを選んだとのことで、同社は「今回のニュースはMINIコミュニティにセンセーションを起こすはず」と自信満々です。
気候変動を背景に脱ガソリン・脱大型車の動きが加速する中で、待望のモデルとなりそうです。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/154603
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi