『機動警察パトレイバー』といえば30年以上前に発表され、今なお根強い人気を誇るSF作品。レイバーと呼ばれる歩行式の機械による犯罪を取り締まるため、警視庁に創設された特車二課を舞台にしています。
このたび、その特車二課で活躍するイングラムと呼ばれる機種がリアルな造形のプラモデルとなって甦ります。それが青島文化教材社から2021年10月に発売予定の「機動警察パトレイバー 1/43 AV-98 イングラム 1号機」(7700円)です。劇中での名台詞「フォワードとバックアップは一心同体」を表すように、バックアップで冷静な判断を下す「機動警察パトレイバー 1/43 98式特型指揮車 2台セット」(3740円)も同時発売されます。
今回のプラモデルは青島文化教材社が誇るACKS(アックス)シリーズからの発売となります。ACKSはアオシマキャラクターキットセレクションの略称で、これまでの技術を結集した、最新クオリティのプラモデルを作ることをコンセプトにしています。そのため、完成後のデザインのディテールや可動域にこだわるだけでなく、接着剤不要でパーツもほぼ色分けされているという、ユーザーにとって組み立てやすい仕様となっています。
「AV-98 イングラム 1号機」のプロポーションおよび各部の意匠は、機動警察パトレイバーのメカニックデザインを担当したオリジナルデザイナーの出渕裕氏が監修。最新バージョンのイングラムとしてブラッシュアップされています。
関節のシーリング部はプラスチック製となっており、自由度の高いポージングを取れるため劇中のさまざまなシーンを再現可能。シーリングカバーもリアリティのある意匠となっています。
また、装備面ではリボルバーカノンが1丁付属しており、ふくらはぎにあるハッチ内に収納もできます。この他にも、スタンスティックが各1本付属するなど、左右各5種類の手首部品が用意されています。コックピットハッチも展開可能で、座席の昇降も再現しており、パイロットである泉野明の着座姿勢フィギュア(1/43スケール)を配置できます。全長は約195mmです。
高い機動性を誇る「98式特型指揮車」は2台セットで発売。篠原遊馬、香貫花・クランシー、熊耳武緒の計3名のフィギュアが付属しており、指揮車に搭載可能。ナンバーのデカールは2種類あり、1号機用指揮車と2号機用指揮車を各1台ずつ再現できます。
フロントハッチとサイドドアいずれも開放状態にすることが可能。同スケールのガードロボ「BEL-1999 カルディア」が3体付属するので、イングラムと組み合わせてディスプレイとしても楽しめます。指揮車の全高は約40mmとなっています。
リアルなのに組み立てやすいアオシマのACKSシリーズで、パトレイバーの名シーンを自分なりに再現してみませんか?
>> アオシマ「機動警察パトレイバー 1/43 AV-98 イングラム 1号機」
©HEADGEAR
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/373557/
- Source:&GP
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