業務プロセスのデジタル化を推進するLayerXは5月19日、クラウドでの請求書処理業務を可能にする請求書AIクラウド 「LayerX インボイス」にて、請求書の回収漏れ網羅チェック機能をリリースしたと発表した。また、取引先からの請求書アップロード機能も搭載された。
LayerX インボイスは請求書の受け取り後、AI-OCRが請求書を自動でデータ化の上、仕訳データや振込データの自動作成及び会計システム連携をシームレスに実行することで経理DXを推進するサービスだ。2020年10月より一部のスタートアップや上場企業を対象としてβ版が提供され、2021年1月より本提供が開始された。
請求書の回収漏れ網羅チェック機能では、取引先ごとに回収予定月を設定することで、設定した月に回収できているかどうか、またその処理状況を一覧で網羅的に確認可能となる。これにより、計上・支払漏れの温床になっていた請求書回収漏れを防止できる。
また取引先からの請求書アップロード機能では、取引先ごとに回収用の請求書URLを発行可能となった。発行したURLを取先に渡することで、直接請求書をアップロードでき、毎月の回収作業の効率化が図れる。
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カテゴリー:ネットサービス
タグ:DX / デジタルトランスフォーメーション(用語)、LayerX(企業)、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/05/20/layerx-2/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:塚本直樹(Naoki Tsukamoto)