私は要領の良い人間ではない。
米国時間5月20日、私は$ASSについてツイートした。犬の名前が由来の暗号資産(仮想通貨)だ。具体的にはオーストラリアン・シェパード。そしてその明らかに愚かな行動を起こした後、、私のTwitter(ツイッター)フィードは$ASSに関係する山のような画像とミームで溢れかえり、$ASSコイン熱狂者たちは私を罵倒した。
それは非常にうっとうしい状況で、なぜなら私は仕事用のノートパソコンでTweetdeckを動かしているのだが、送られて来るものを考えると、今や非常に危険な状態にある。
save me pic.twitter.com/CtmjcfeWdX
— alex (@alex) May 20, 2021
ちなみに、$ASSはAustralian Safe Shepherdの略だ。暗号資産であるが、Dogecoin(ドージコイン)と同じくこれはジョークに違いない。
ただし自身のウェブサイトはジョークであるとは捉えていない。例えばAssFinanceに行くと、$ASSの技術基盤の非常に詳しい説明と将来計画が書かれている。
このコインは、アーリーアダプターに口コミで広めさせ、そこで持ち続けるように作られた暗号資産だ。その経済はそういうゴールのためだけに作られている。
しかし、それにしてもなぜ$ASSを気にするのか?いくつか理由がある。
- この手の金融のデタラメはおもしろいが、一般人の中にはやけどする人がいる。
- $ASS現象は、今の暗号資産世界における憶測のレベルを示唆するものであり、より重要なプロジェクトの信頼性の欠如につながっている可能性が高い。そしてなぜBitcoinが最近価格の上昇を維持しているのかの説明にもなっている。
- $ASSコインはCoinGeckoによると最近14日間で1794.3%値上がりしている。これが今の最大の魅力であるに違いない。人はタダのお金が大好きで、過去の利得は将来のリターンに対する自分への魅力的な嘘になる。
概念として、$ASSは私のつたない展望とよく一致している。今の20代から30代の人たちは、低賃金で医療不十分で労働に優しくない得今の経済が提供しようとしている生活よりも中流階級の生活に足場を築きたい気持ちが強く、投機的なでたらめの大当たりは、家を買うのがもっと簡単だった米国史の別の時代と比べても、より大きな魅力がある。
そして、犬をテーマにしたインタネットマネーについて真剣になるのは難しいものの、$ASSは、まあ、実に2021年的だ。それにしても、我々は誰に対してBitcoinについて書くよりも意味があるふりをしているのだろう。あざ笑うだけではあるが。
Bloombergが$ASSについてもっと詳しく書いている。もし、不真面目プロジェクトをもっと真面目に考えたいのなら。
カテゴリー:ブロックチェーン
タグ:暗号資産
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(文:Alex Wilhelm、翻訳:Nob Takahashi / facebook )