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ドコモ、NTTをかたるフィッシングSMSに注意するよう呼びかけ

ドコモ 注意喚起1
 
NTTドコモは5月22日、NTTを装ったフィッシングSMSや、偽のアプリに注意するよう呼び掛けました。実際にネットワーク暗証番号が入力され、決済されてしまう事例も発生しています。

NTTを装うフィッシングSMS

ドコモによると、悪意ある第三者が「【NTT】 お客さまがご利用の電話料金が大変高額になっております。ご確認が必要です」と記載したフィッシングSMSを送信していることが確認されています。
 
フィッシングSMSに記載されたURLをクリックしてしまうと、偽のドコモのサイトに接続されてしまいます。
 
偽サイトでは、「NTTセキュリティ」「NTT docomo」を装った偽アプリのインストールを促されたり、ドコモのネットワーク暗証番号の入力を促されたりする模様です。

偽サイト

ドコモは、偽サイトの画像を以下のとおり公開し、ユーザーに注意を呼び掛けています。
 

 
偽サイトは、一見するとドコモのログインページと間違えるほど酷似した内容となっており、URLを確認するなどの対策が必要です。
 
また、新型コロナウイルス感染症のワクチン予約の電話が一部でかけ放題対象外となっており、高額な電話料金が発生するおそれがある中で、「電話料金が高額となる」とのフィッシングSMSは、ユーザーの心理をついた巧妙な手口と言えそうです。
 
また、「NTTセキュリティ」を装った偽アプリのインストール画面は以下の通りです。任意のページからもアプリのインストールが可能な、Androidユーザーがターゲットとなっている可能性があります。
 
ドコモは、「NTTセキュリティというアプリを提供していない」として、偽アプリをダウンロードしないよう注意を呼びかけています。
 

 
なお、フィッシングSMSに関しては、佐川急便をかたる偽SMSでApple IDが流出してしまう事例が相次いでおり、身に覚えのないSMSには、より一層の注意が必要な状況となっています。
 
 
Source:NTTドコモ
(seng)

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