トランプ政権の標的にされていた中国の有名なテクノロジー企業の1つXiaomi(シャオミ)がこのほど「Communist Chinese Military Company」(CCMC、中国共産党の軍事企業CCMC)を指定している政府のブラックリストから除外された。
2021年5月25日に提出された文書によると、コロンビア特別区連邦地方裁判所は1月、米国防総省によるXiaomiのCCMCへの指定を取り消した。
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Xiaomiは2月、軍事ブラックリストに載せたことで米政府を訴えた。3月、にワシントンD.C.裁判所はXiaomiに対し、DoD指定に対する予備的差し止め命令を出した。DoD指定は「恣意的で気まぐれな」決定だとして、すべての米国人がXiaomiの証券を購入したり所持したりすることを禁止するものだった。この判決は、中国のスマートフォンメーカーに対する「修復不能な損害」を防ぐために下された。
ブラックリストから外れたことについて、Xiaomiは次のように述べている。
当社は世界中のユーザー、パートナー、従業員、株主のみなさまからの信頼とご支援に感謝しています。当社は、当社がオープンで透明性が高く、株式を公開し、独立して運営・管理されている企業であることを改めて表明します。当社は、ユーザーのみなさまに信頼性の高いコンシューマーエレクトロニクス製品とサービスを提供し、革新的な技術によって世界中のすべての人々がより良い生活を享受できるように、誠実な価格ですばらしい製品を絶え間なく作り続けていきます。
Xiaomiの国内競合企業であるHuawei(ファーウェイ)は、米国の貿易ブラックリストに掲載されたことで、同国の重要な技術へのアクセスが禁止され、世界中でのスマートフォンの販売に支障をきたしており、いまだに苦労している。
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カテゴリー:パブリック / ダイバーシティ
タグ:Xiaomi、中国、アメリカ
画像クレジット:Budrul Chukrut/SOPA Images/LightRocket/Getty Images
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(文:Rita Liao、翻訳:Hiroshi Iwatani)