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タイヤ交換だけで農業用一輪車・ねこ車を電動化する「E-Cat Kit」が広島県JA尾道市で販売開始

農家が使用する運搬用の一輪車、いわゆる「ねこ車」を、タイヤ交換だけで簡単に電動化できる一輪車電動化キット「E-Cat Kit」(イーキャット・キット)を提供するCuboRex(キューボレックス)は5月25日、新たに広島県JA尾道市での販売開始を発表した。

E-Cat Kitは、取り付ける一輪車の種類を選ばず、専門知識もいらない。30度の坂道や悪路にも対応するパワーがありながら、本体は片手で持てるほど軽いという特徴がある。家庭用コンセントで3時間の充電すれば、3日間ほど稼働できる。後付けで電動化する製品は、国内初だ。

CuboRex創設者で代表取締役の寺嶋瑞仁氏は、和歌山高専時代に2010年高専ロボコン全国全国大会で準優勝するという経歴を持つ。みかん畑でアルバイトした経験から「農作業の負担軽減に活用して欲しい」とこれを開発した。2020年10月に、販売を開始してから4カ月間で200台以上が売れ、「作業性が上がった」「疲れも減って、今までなかったことが考えられない」など好評だという。

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カテゴリー:モビリティ
タグ:CuboRex(企業)農業 / アグリテック(用語)日本(国・地域)

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