ソフトバンクグループは定時株主総会の招集通知において、1億円以上の報酬を受け取っている役員の氏名と金額を公表しました。代表取締役会長の孫正義氏の報酬額も明らかになっています。
株主総会招集通知
ソフトバンクグループは、2021年6月23日(水)に第41回定時株主総会を開催する予定で、同社のホームページで株主への招集通知を公開しています。
招集通知は「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクグループの経営理念で始まり、株主総会の決議事項や報告事項に関する説明が記載されています。
2020年度の事業報告の中で、ソフトバンクグループからの連結報酬の総額が1億円以上となる役員について、報酬額の内訳等について公表しました。
取締役の報酬
ソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長執行役員を務める孫正義氏の2020年度の報酬は、ソフトバンクグループと傘下のソフトバンクからの基本報酬、賞与、株式報酬の合計で1億円となっています。
朝日新聞によると、孫氏の報酬は前年の2億900万円から半減しており、ソフトバンクグループが国内企業最高の約5兆円の純利益を計上する中で、控えめな報酬と言えそうです。
また、報酬の最高額はソフトバンクがNVIDIAへの売却で合意したARMの最高責任者(CEO)を務めるサイモン・シガース氏で、報酬額はARMからの18億8,200万円でした。
なお、Appleのティム・クックCEOが2019年に得た報酬は約142億円だったと報じられています。
孫正義氏はソフトバンクグループ株式の約24.6%を保有する大株主であり、単純比較はできないものの、日米のテック企業での役員報酬額には大きな差がある模様です。
Source:ソフトバンクグループ(PDF) via 朝日新聞
Photo:ソフトバンクグループ
(seng)
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