2021年のスマートフォン出荷台数は前年比7.7%増の13億8,000万台に達するとの見通しが発表されました。これは2015年以来の高水準です。特に5G通信対応端末の成長が目立ちます。
5年間の年平均成長率は3.7%に
調査会社のIDCによると、2021年のスマートフォン出荷台数は前年比7.7%増の13億8,000万台に達するとのことです。これは2015年以来の高水準となっています。
2022年も成長が続き、前年比3.8%増の14億3,000万台になると予想されています。
また、2025年までの年平均成長率(CAGR)は3.7%との予測です。
世界的な半導体不足は多くの業界に影響を与えていますが、スマートフォン市場の影響はほかの業界に比べるとはるかに小さいとのことです。
5G通信対応端末は130%の成長
5G通信対応のスマートフォンの出荷台数は大きく伸び、2021年には前年比で130%近く成長すると予想されています。
この成長は世界中で見られ、中国以外のほぼすべての地域で3桁の成長が見込まれるとのことです。
5G通信対応端末の市場シェアの面では、中国が2021年の出荷量で50%近いシェアを獲得してトップ、続いてアメリカが16%でそれに続きます。
また、5G通信対応端末へのシフトにより2021年にはスマートフォンの平均販売価格(ASP)が前年比9.7%増の376ドル(約41,305円)とピークに達するとされています。
Source:IDC via Gizmochina
(ハウザー)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania