韓国メディアET Newsが、Appleは2022年モデルのiPadに有機EL(OLED)ディスプレイを搭載すると報じました。
Samsung DisplayとLG Displayが製造
同メディアによれば、2022年モデルのiPadに搭載されるOLEDディスプレイは、Samsung DisplayとLG Displayが製造するようです。
両社は、今秋発売予定のiPhone13シリーズ(iPhone12sとの噂もあり)用のOLEDディスプレイも製造供給する見通しです。
Apple has made an agreement on production and supplying with Korean OLED manufacturers for the next iPad's OLED display. Starting 2022, Apple will feature OLED displays in select iPad models. Samsung Display and LG Display is expected to work with Apple.https://t.co/qDBt5QpClu
— Tron ❂ (@FrontTron) May 31, 2021
iPad Air(第5世代)が搭載か
アナリストのミンチー・クオ氏は、iPad Airの2022年モデルがOLEDディスプレイを搭載すると予想していました。
その場合、ディスプレイサイズの近い11インチiPad Proの2022年モデルもOLEDディスプレイを搭載することが考えられます。新型12.9インチiPad ProがミニLEDディスプレイに変更したのに対し、11インチiPad Proは引き続き液晶ディスプレイを搭載していました。
OLEDはミニLEDに対し、薄型化できると専門家説明
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏は、ミニLEDディスプレイは輝度の点で優れており、OLEDディスプレイは薄型化に有利だと述べていました。
AppleのエンジニアでiPadのプロダクト・マーケティングを担当するスコット・ブロデリック氏は、11インチiPad ProにミニLEDディスプレイを搭載しなかった理由について、「11インチiPad Proを好むユーザーは、処理能力の高さと同時にサイズや重さも重視する」と述べていました。
Source:ET News via Tron(@FrontTron)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-371583/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania