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Apple、15インチMacBook Airを2008年前半に発売する計画だった

2008年 スティーブ・ジョブズ氏 MacBook Air発表
 
Appleが、15インチのMacBook Air発売を計画していたことが、AppleとEpicの裁判に証拠として提出されたメールから明らかになりました。

2008年上半期の発売が計画されていた15インチMacBook Air

MacBook Airは、2008年1月に13インチモデルが発表され、2010年10月には11インチモデルが追加されています。
 
2007年8月5日にスティーブ・ジョブズ氏が送信したメールに記された、役員会議の議題の中に、15インチMacBook Airを2008年前半に発売する計画が記されていることが、AppleとEpicの訴訟において裁判所に提出された資料から明らかになりました。
 

 
なお、2021年1月には、Appleが新型MacBook Airを開発中で2021年下半期から2022年に発売される見込みであり、15インチモデルは開発が検討されたが中止された、とBloombergが報じています。

iPadは2008年前半の発売が検討されていた

ジョブズ氏のメールには、同じく2008年前半に計画されている製品として、「タブレット」の記載も確認できます。なお、初代iPadは2010年1月に発表され、4月に販売が開始されました。
 

 
「iPhone」の項目には、当初ジョブズ氏が反対していたApp Storeに関連し、EAを最初のサードパーティーにすることも議論されていたことを示す記述もあります。
 


 

エディー・キュー氏「Shazamのプロモーションは不要」

現在ソフトウェア及びサービス担当上級副社長のエディ・キュー氏が、Shazamの音楽プレーヤーアプリをApp Storeでプロモーションを行うつもりはない、と記した2012年1月12日のメールも提出されています。
 
なお、Appleは2018年にShazamを買収しています。iOS14ではホーム画面のウィジェットに対応したほか、iOS14.2ではコントロールセンターから呼び出し可能になり、iOS14.6ではアプリをインストールしなくてもApp Clipで利用可能になっています。
 


 

Googleのアプリ審査ツール導入も検討

このほか、GoogleがPlay Storeで導入しているアプリの自動審査ツールをApp Storeにも採用することを検討していたことを示す2015年3月19日のメールも裁判資料として提出されています。
 


 
 
Source:9to5Mac
Photo:JoshuaG/YouTube
(hato)

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