リモートワークが増えたことにより需要が伸びているのが、PCを収納できるビジネスリュック。中でも特に求められているのは、やはり“雨に強い”モデルです。
これからは梅雨、ゲリラ豪雨、台風と雨に悩まされる季節。仕事で使うPCとなると、自分の体よりもむしろ守りたいモノだったりするので、突然の雨でずぶ濡れになり中のPCがダメになったなんて事態はシャレになりません。
実際、周りの人から「スーツに合わせやすくて雨に強いバッグを探してるんだけど何かない?」と、聞かれることが増えました。そんな質問をされた時にオススメのひとつとして挙げているのがエースの「ホバーコート B4リュックサック」(1万8700円)です。
多少の雨なら安心してPCを持ち運べる耐水性を持ちながら、15.6インチのPCが入る大容量タイプ。その上、軽量な設計とジャケパンにも合わせやすいシンプルなデザイン。突然の雨を心配しなくてもいいビジネスリュックです。
■一番の魅力はやはり耐水性
「ホバーコート」最大の特徴はその耐水性にあります。メイン生地には、“ポリエステル300dnオックス表PVCシリコン加工”を採用。軽量のポリエステル繊維をオックス調(綾織り)に織ることで耐久性をUPさせ、さらにその上に耐水性を高めるためPVCシリコンをコーティングしたものになります。
PVCとは塩化ビニールコーティングの略。バッグ内部への浸水を防いでくれるだけでなく、撥水スプレーなどと違い耐水効果が長く継続するのが特徴になります。また、生地のほつれなどを防止しつつ柔らかさも保たれるため、バッグと相性のいい耐水加工です。
ただし完全防水ではないため過信は禁物。傘をさすなど雨が降ってきたらできるだけ素早い雨対策を。
ファスナーも雨水の浸透を防ぐPUラミネート加工が施されています。メインスペースのファスナーだけでなくサイドポケットのファスナーなどにも使用することで、バッグ内への浸水を最大限に防ぐようになっています。
リモートワークの増加により、PCを持ち運ぶ機会だけでなく、時にはスーツを着て出社したり、時にはジャケパンやカジュアルな服装でリモートしたりと働くスタイルが多様化。
また、最近ではクラシックなウール素材のスーツよりも、ポリエステルなどの化学繊維を使った高機能素材のスーツやジャケパンスタイルが人気です。ビジネスにもカジュアルにも合わせやすいプレーンなデザインと、高機能素材を使ったバッグの質感は、そんなスタイルとも相性も◎。
そんな今だからこそ持ちやすいビジネスリュックに仕上がっています。
■しっかり収納できる大容量タイプ
耐水性の次にポイントとなるのが、B4が入るサイズ感。
2気室になっているメインスペースの背中側を開けると、15.6型のノートPCが収納可能なPCスペースがあります。PCが飛び出してこないように面ファスナーによるベルトも装備。クッション性があり、さらに箱状になっているためPCを出し入れしやすく、空いたスペースには書類も入れられます。
メインスペースのフロント側も機能的。背中側には書類などを仕分けしやすいマチ付きポケットがあり、ここにはタブレット端末や大事な書類などを入れておくのに便利。
フロント側には、ペンや名刺入れなどを収納できるオーガナイザーポケットを装備しています。
そしてファスナーポケットは、スマートフォンや財布など貴重品が取り出しやすいように浅い仕様に。これは地味にうれしい。
メインスペースフロント側はマチが広く設定されています。大きく開いたスペースには、ゲリラ豪雨に遭った時や汗だくになった時に必要となる羽織りものや着替えだって余裕で入ります。これからの季節にこの収納力は助かりますね。
また、内面は視認性の高い銀色を採用。底の方まで探し物がしやすいユーザーに優しい設計も魅力です。
そして両サイドにはサイドポケットを搭載。
背負った時の右側にくるサイドポケットは、500mlのペットボトルがちょうど収まるサイズ感。
折りたたみ時の長さが23cmのモンベル「U.L.トレッキングアンブレラ」もぴったり収納できました。もっと大きい折り畳み傘の場合はケースに入れてメインスペースに収納するのもあり。そういう時に、PCと隔離できる2室タイプは便利です。
反対側、背負った時に左側になるサイドポケットはもう少し小さい設計。7.5×14.7×1.4cmのケースに入れたiPhone 8がちょうど収まるくらいのサイズ感で、電車内の前持ちスタイルの時には右側にくるためクイックポケットとしても使用しやすいですね。
そして表側フロント上部にもポケットを装備。ここも浅めになっているので、貴重品やパスケース、IDケースなど使用頻度の高いものをしまっておく時に活躍してくれます。
その下には前持ちスタイルの時に背負ったままでも使いやすい縦型ファスナーを採用したポケットが付いています。リュックをおろさずに取り出しやすい設計で、新聞や文庫本など読み物を入れておくスペースとしてもおすすめです。
■大容量だからこそ快適な背負い心地じゃないと意味がない
背負いやすさもこのカバンの魅力です。大容量のサイズ感でありながら総重量1kg以下と軽量。
背面にメッシュ素材の凹凸を付けて通気性をアップ。また、負荷のかかりやすい肩と腰のクッション性が高まるので、荷物が重くても背負い心地がいいようになっています。そして中央のベルトはスーツケースのプルドライブハンドルを通すためのもの。大容量とセットアップ機能で、出張からワーケーションまでさまざまなシーンで活躍してくれそうです。
ショルダーベルトは、外側にメイン素材と同じ耐水性の高い生地を、体側には背面と同じクッション性と通気性に優れたメッシュ生地を使用しています。またバックル仕様のチェストストラップも付いています。自転車に乗る時に留めておくとリュックがずれにくくなりますよ。
マチ幅は14cm。底面がフラットになっているので、カフェなどの狭いスペースで助かります。
このマチ幅、大容量を実現しつつも傘の下に収まりやすい絶妙なサイズ感なんです。
ただ、できるだけ雨に濡らさずにするのであれば、前持ちスタイルがいいかもしれません。自分は濡れてもPCだけは守りたいですしね。
* * *
自転車での移動が多いので、これまでは突然の雨でカバンがずぶ濡れになることもありました。幸いなことにPCが壊れたことはないのですが、カバンの中を確認するとPCに水滴がついていてヒヤッとした経験も。
そういう時にこの「ホバーコート」はとっても心強い味方になってくれそうです。もっと小型が良いという人には「ホバーコート リュックサック A4リュック 12リットル」(1万6500円)や、出張やオーバーナイターとして使いたいという人にはマチ幅拡張機能のついた「ホバーコート リュックサック B4リュック 24リットル」(2万900円)もラインナップしています。自分に最適なサイズを選べるのはうれしいですね。雨が続くこれからの季節に悩みを減らしてくれるリュックです。
>> エース
<取材・文/宇田川雄一>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/377298/
- Source:&GP
- Author:&GP