外出自粛が続く日々の中でも、アウトドア気分が楽しみたい! でも外に出るのがはばかられるなら、例えば自宅で天体観察はどうだろう?と天体望遠鏡を手に入れたものの、街明かりの多い都市部では思い通りに使いこなすのって結構難しい。もっと手軽に宇宙の神秘に触れたいなら、Unistellar(ユニステラー)のデジタル望遠鏡「eVscope eQuinox」(37万9800円)に注目を。
国内クラウドファンディングで6900万円以上もの支援を集めた話題の商品にさらにアップデートを加えた最新モデルが、この6月より限定100台で発売されました。価格はお手軽とは言いがたいけれど、機能と性能はピカイチですよ!
ひとことで天体望遠鏡といっても性能はさまざまですが、一般家庭で楽しめる価格帯の天体望遠鏡だと、対象となる天体の多くは「あ、見えるな」と確認できる程度であることがほとんど。
もちろん、月の表面を観察するような用途には十分だし、それはそれで大きな感動がありますが、「土星の輪をはっきり捉えたい」「図鑑で見たことのある星雲や彗星を実際に見てみたい」ということになるとかなり難しい。
こうした夢を叶えてくれるのがこの「eVscope eQuinox」。最大の特徴といえるのが、抜群の見やすさ。その秘密はUnistellarが独自に開発した「Enhanced Vision(エンハンストビジョン)」なる技術にあります。
これは、ごくわずかな時間で光を蓄積させるソニー製超高感度センサーに、同社独自開発の望遠鏡内蔵算出モジュールの画像処理アルゴリズムを組み合わせたもので、通常肉眼で捉えることはまずできない銀河や星雲、彗星が細部まで色鮮やかに確認できるというもの。街明かりの影響を受けやすい都市部でも、庭やバルコニー、屋上などから手軽に天体観察が楽しめます。
さらに特筆したいのが、頭上にある天体の様子を正確に認識し、対象物を見るのに最適な方向へと望遠鏡をセッティングできる特許技術「AFD (自律フィールド検出機能)」の存在です。何百万もの星の情報の入った内蔵座標データベースに、ユーザーが向いている方向を重ねて比較し、現在望遠鏡の視野に入っている星を自動的に認識して情報表示してくれる、いわば “天体観察のナビゲーターシステム” のようなもの。今見えている星がなんという星で、地球からどれくらいの距離にあるか、などが一目瞭然、これは楽しい!
さらに最新モデルでは、天体観察や望遠鏡の扱いに不慣れな初心者でも気軽に使えるよう、XY軸モーターを内蔵。スマホアプリで観測したい天体を選ぶと電動経緯台が自動でその座標へと移動してくれたりと至れり尽くせり。
最大10台までの端末からの同時アクセスにも対応しているので家族や友達などと観測を楽しめ、画像の保存ももちろん可能。肉眼では到底見ることのできない銀河や星雲、星団の姿を自宅で手軽に楽しめるって、なんだかすごくないですか?
>> Unistellar「eVscope eQuinox」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/377966/
- Source:&GP
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