噂されていたセットトップボックスとHomePodを組み合わせたApple TVデバイスはWWDCのキーノートでは登場しなかったが、Apple TVの体験を向上させる機能はいくつか発表された。その1つはHomePod miniに関することだ。2021年秋から、HomePod miniをApple TV 4Kのスピーカーとして選択できるようになる。他に、家族全員の好みに合う番組を見る方法やFaceTimeでの同時視聴など、Apple TVに関するソフトウェアのアップデートも紹介された。
同時視聴の機能は実際にはFaceTimeのアップデートの一環で、FaceTime通話中に音楽やテレビ、画面共有をストリーミングできるようになる。Apple TVアプリはSharePlayというこの新しい機能に対応したアプリの1つだ。Apple TVアプリには「あなたと共有」という新しい行も登場し、友だちが共有している番組や映画が表示される。
「メンバー全員」という機能では、Apple TVのインターフェイス内でメンバー全員の好みに基づいて番組や映画が紹介される。家族と一緒に今夜見る映画を決めたりするのに最適だ。また、誰が見ているかに応じて提案を調整できる。
iPadに対応した新しいApple TVウィジェットも提供が開始されている。
Apple TVのスピーカーとしてHomePod miniを設定して再生すると「豊かでバランスの取れたサウンド」と「透き通るほどクリアな会話」が届けられるとAppleは説明した。
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タグ:Apple、WWDC 2021、WWDC、Apple TV、HomePod mini、FaceTime
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(文:Sarah Perez、翻訳:Kaori Koyama)