ugo株式会社は、遠隔操作ロボットと完全自動ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型アバターロボット「ugo」シリーズを開発・提供中。「ugo」シリーズでは、エントリーモデル「ugo Stand」をはじめ、軽作業などに適した標準モデル「ugo R」、約2mの高さ調整ができるアームを搭載した「ugo Pro」、セキュリティ特化型の「ugo TS」シリーズを展開しています。
そしてこのたび、高さ調整ができる2本のアームを搭載したモデルの「ugo」が大成株式会社のDX警備ソリューションに採用。これに伴い4つの機能を拡充しました。なお、大成が手掛けるDX警備ソリューションの情報プラットフォーム「T-Spider」では、2020年4月より「ugo TS」シリーズと高性能監視カメラやデジタルサイネージなどを連携させたサービスを提供しています。
Webアプリとノーコードコマンド
また、移動・アームモーション・顔ディスプレイ表示切替・音声発話などの動作をコマンドとして定義可能で、「ugo Portal」の操作画面からコマンドを選択・実行することで簡単に遠隔指示ができるようです。
これらのコマンドを、パラメータや実行順序を自由に変えて実行することで「ugo」の一連の動きを自動化するプロセスオートメーション環境「Flow(フロー)」もまた今回拡充された機能のひとつ。「ugo Portal」上のFlow設定画面でコマンドのブロックを直感的に並べるだけ、つまりノーコードで「ugo」を自動化できるようになっています。
フロア移動・レポート作成の自動化
そして、巡回レポートを自動作成する「T-Spider連携」も追加。「ugo」は、巡回履歴や巡回経路上の警備チェックポイントで撮影した画像データをクラウド上にアップロードします。加えて「T-Spider」と連携することで、報告書のデジタル化・可視化・共有が可能となるようです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/156062
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口