Appleは、自社開発の電気自動車のバッテリー供給のため、中国企業CATLとBYDと初期段階の交渉に入っている、とReutersが報じています。
CATLは米国での生産施設建設に及び腰
匿名の状況提供者によれば、AppleとCATL/BYDとの交渉は、実際にまとまるかどうかまだ定かでないとのことです。
Appleは米国内での生産施設建設をバッテリーサプライヤーになるための条件のひとつとして挙げていますが、CATLは米中間の政治的緊張を憂慮している、と伝えられています。
Appleが他のバッテリーメーカーにも話を持ちかけているかどうかは現在のところ不明です。
リン酸鉄リチウムイオン電池を好むApple
電気自動車に関する計画を公にしていないAppleは、今回の報道に関するコメントを控えています。業界ナンバーワンのCATLと、シェア4位のBYDも同じくノーコメントとしています。
Appleは原料の価格上、リン酸鉄リチウムイオン電池を好んでいるとされています。
Reutersは12月の報道によれば、Appleは2024年のリリースに向け、自動運転車技術の開発を行っているとのことです。
独自のバッテリーを開発か?
Appleは新たなブレイクスルーとなる独自のバッテリー技術を開発しているとされていますが、今回のCATL/BYDとの交渉が自社バッテリー技術に関するものなのかは、明らかになっていません。
中国バッテリーメーカーの成長は著しく、CATLは新たな自動車用バッテリー工場を上海に建設予定である、と先週報じられたばかりです。
Source:Reuters
Photo:Notebookcheck
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania