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Amazonプライムデー開催中、スマホでの買い物時間が計10億時間に達する可能性

Amazon prime day 2021
 
Amazonは年に1度のプライム会員向けセール・イベントを、今年は6月21日と22日の2日間に渡って実施します。そのセール期間を含む週の、Androidスマートフォンでの買い物時間が計10億時間に達すると、App Annieが予測しています。

Amazonプライム会員が5,000万人増

デジタルコマースは過去1年間で非常に活発化しており、2021年には売上高が11兆ドルを突破する見込みです。中国を除く全世界では、5月22日までの4週間で消費者がショッピングアプリに費やした時間は、前年同期に比べて30%も増加しました。
 
さらにAmazonでは、パンデミックによる実店舗の閉鎖などから、プライム会員がパンデミックが始まってから5,000万人増加しました。それらにより今年のプライムデーで買い物するユーザーの利用時間は、パンデミックが起きる前の数字を上回るとApp Annieは予測しています。
 

プライムデーでアプリユーザー数を増やしてきたAmazon

このセールイベントは2015年に導入されて以来、Amazonアプリのユーザー数やダウンロード数を着実に増加させてきました。昨年は10月に延期開催されたプライムデーは、Amazonアプリへのトラフィックの大きな原動力となっており、ブラックフライデーとサイバーマンデーを合わせた同プラットフォームでの売上を上回っています。2021年のプライムデーの週には、中国を除く全世界のAndroid端末で、2020年のプライムデーの週に比べて前年比25%増の10億時間の集客を見込んでいます。
 
App Annieのマーケティングインサイト部門責任者であるレキシー・シドウ氏は次のように述べています。
 

今年のプライムデーでは、パンデミックの影響でモバイルショッピングが活発化しており、アマゾンのプライム デーはパンデミック前の数値を上回ると予測しています。中国を除く全世界で、5月22日までの4週間にショッピングアプリに費やした時間は、前年同期に比べて30%増加しました。中国以外の地域では、5月22日までの4週間にショッピングアプリに費やした時間は、前年同期比で30%増加しました。2021年のプライムデーの週には、既存の「カウチ・コマース」行動やフラッシュ・セールを背景に、中国を除く全世界のAndroid端末で、2020年のプライムデーの週に比べて前年比25%増の10億時間の利用を見込んでいます。

 
なおこの数字はあくまでAndroidスマートフォンによるもので、調査対象にiPhoneは含まれていないことに注意が必要です。

 
 
Source:App Annie
(lunatic)

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