日本経済新聞は6月10日、半導体大手のTSMCが熊本県に大規模工場を建設することを検討していると報じました。
熊本県に半導体工場を建設か
日経新聞によると、半導体を日本国内で生産するよう、日本政府がTSMCに要請しており、TSMCが工場建設の検討を開始した模様です。
TSMCは九州の熊本県に大規模な半導体工場を建設し、自動車や家電製品向けの16ナノメートル(nm)~28nmの半導体を生産することを視野に入れていると言われています。
日刊工業新聞は5月27日、経済産業省の仲介により、ソニーとTSMCが合弁企業を設立し、熊本県に半導体工場を建設する構想があると報じました。
九州地方には、熊本県や福岡県に多くの半導体関連企業が位置しており、ソニーグループは、映像デバイスの生産工場を熊本県に保有しています。
なお、TSMCは、米国アリゾナ州に大規模工場の建設計画を公表しており、既にエンジニア等の雇用を開始したと報じられています。
現在、自動車業界等で深刻な半導体不足が発生しており、AppleのMacやiPadの生産も影響を受ける可能性があると言われています。
Source:日本経済新聞, 日刊工業新聞
(seng)
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