iOS15ベータ1とiOS14.6で、バッテリー動作時間を比較した動画が公開されました。3モデルのiPhoneで、ベンチマークアプリを使ってテストを実施しています。
iOS15開発者向けベータ1でテスト
開発者向けにリリースされたiOS15ベータ1のバッテリー動作時間をテストした動画を公開したのは、先日iOS15ベータ1の動作速度テストも公開しているYouTubeチャンネルのiAppleBytesです。
テストはiOS15ベータ1とiOS14.6正式版のインストールされたiPhone6s、iPhone7、iPhone SE(第2世代)の3モデルの画面の明るさを25%に統一し、ベンチマークテストアプリ「Geekbench 4」でバッテリーテストを実行しています。
テストに使ったiPhoneのバッテリー状態は、以下のとおりです。
- iPhone6s:100%
- iPhone7:100%
- iPhone SE(第2世代):91%
ベータでは異例のバッテリーテストを実施
同チャンネルは、通常はベータでのバッテリーテストは行わない方針ですが、iOS15ベータ1のバッテリー持続時間が気になり、テストの実施を決めたそうです。
OSのインストール後、数日間は内部でデータの最適化処理が行われるためバッテリー消費が増える傾向にあるため、通常のバッテリーテストはインストール後3日〜4日後に実施しますが、今回はインストールしてから約14時間でのテストです。
なお、テストに使っているiPhoneはOSのアップグレードとダウングレードを繰り返すため、バッテリーとはノーマルとは違うものであり、デバイス間の比較ではなく、同じデバイスで、OSのバージョンによる変化を見て欲しいとのことです。
バッテリー動作時間テスト結果
各モデルのテスト結果は以下のとおりです。
iOS14.6 動作時間(スコア) |
iOS15ベータ1 動作時間(スコア) |
|
---|---|---|
iPhone6s | 1時間52分 (1,090) | 1時間53分(1,130) |
iPhone7 | 3時間28分(2,071) | 3時間38分(2,169) |
iPhone SE (第2世代) |
3時間42分(2,214) | 3時間41分(2,202) |
iPhone6sでは、iOS14.6からiOS15ベータ1でバッテリー動作時間が1分伸び、iPhone7では両バージョン間で差がなく、iPhone SE(第2世代)では、iOS15ベータ1で1分縮んでいます。
この結果についてiAppleBytesは、iOS15がまだベータ1であることを考えればバッテリー持続時間はまったく悪くない、と評価しています。
テストの動画はこちらでご覧ください。
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-374377/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania