緊急事態宣言の延長など、休日や余暇時間をステイホームで過ごしている方も多いと思います。これまでゲームはやってこなかったけど、趣味の1つとしてゲームを始めようと思っている人もいるのでは?
この記事では、ステイホームでゲームを楽しみたい方向けにSwitchとPSシリーズを例に、どういった環境が必要なのかを解説します。
独占タイトルが強力なSwitch
Nintendo Switchは、現在大きく2つのタイプが販売されています。テレビに接続できるドックが付属しているタイプ(3.3万円前後)と付属なしのLite(2.2万円前後)です。
どちらの機種を購入しても、ハンディ型のゲーム機として楽しめます。
任天堂のゲーム以外にも、今週に発売され、全世界で700万本の出荷を突破しているモンスターハンターシリーズ最新作『モンスターハンターライズ』も現在はSwitchでしかプレイできません。
より深くゲームを楽しみたいのであれば、本体と一緒に専用のPro コントローラー(プロコン)を購入するのがいいでしょう。プロコンはその名のとおり、ゲームをより快適にプレイするためのワイヤレスコントローラーで、現在は各社から発売されています。購入に迷ったら、純正品(7,000円前後)をおすすめします。
また、友人や仲間とプレイするようなゲームを遊びたいなら、本体購入と同時に「Nintendo Switch Online」に加入しましょう。オンラインサービスのNintendo Switch Onlineでは、オンラインプレイに加えて、ファミコンやスーパーファミコンのゲームが追加料金無しで遊べるサービスも付いています。
サービス利用料金は、30日間:306円、90日間:815円、365日間:2,400円となっています。クレジットカードでの決済が一般的ですが、持っていない方向けにプリペイドカードがコンビニやスーパーで販売されているので安心です。7日間の無料体験期間があるので、いきなり有料化でないのもうれしい仕様です。
買えるならPS5、より安価に済ませたいならPS4
次に紹介するのはPlayStationシリーズです。ゲーム機は最新の機種を買うのがいい傾向が強いですが、現在PlayStationシリーズではそうともいい切れません。
2020年11月に発売開始のPS5はシリーズの最新機種ですが、現在も品薄が続いており、抽選販売が主流となっています。運良く抽選に当たっても、独占タイトルが十分とはいえない状況で、「どうしてもこのゲームをプレイしたい」というニーズがない限り、コストパフォーマンスがいいとは言えません。
とはいえ、PS4のほとんどのタイトルはPS5でもプレイできますし、今後強化されている独占タイトルにお目当てのものがあれば、PS5にするほうがベターだと思います。都心の家電量販店などでは不定期ではあるものの在庫が復活していますので、定期的にチェックするといいでしょう。
一方のPS4はというと、現在でも新作がたくさんリリースされています。本体もすぐに買える状況ですし、価格も3.3万円前後と安く抑えられます。
その分、フリープレイと呼ばれるサービスが付いてきます。フリープレイは毎月更新されるサービスで、厳選されたゲームが追加料金なしでプレイできます。例えば6月ですと、3D格闘ゲームのリメイク版最新作『Virtua Fighter esports』や、映画『スター・ウォーズ』の世界で宇宙戦のドッグファイトが楽しめる『STAR WARS:スコードロン』がラインナップされてます。
PlayStation Plusへの加入も、スーパーやコンビニで販売されているプリペイドカードが利用できます。
快適なゲームプレイにはインターネット環境も重要
今回紹介したどのゲーム機を購入しても、重要なるのがインターネット環境です。ダウンロード版のゲームを購入するときだけでなく、最近のゲームではアップデート(更新)データが定期的に配信されることがほとんどで、その容量もかなりの大きさです。
また、オンラインプレイ時には回線速度が十分でないと戦況に影響を与えます。回線を変えるとなると工事などの手間がかかりますが、自宅のルーターが古い型の場合、最新のものにするだけでもスピードが早くなったり、安定することがあります。しばらくルーターを変えてないなと思ったら、これも新しくするといいでしょう。
(文・辻英之)
- Original:https://techable.jp/archives/156037
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Techable編集部