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YouTuberのマーケス・ブラウンリー、Appleのすごさを簡潔に説明

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テックレビュアーで人気YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏が、Apple製品はすごさはイノベーションそのものというよりも、その親和性にある、とAppleのスタンスを代弁しました。

Apple製品についての2通りの考え方

世界には、Apple製品について次の2通りに考える人がいます。
 

 
もしあなたが2番目の項目に当てはまるなら、なぜAppleファンが他社がすでに何カ月も前に発表済みの“イノベーション”に対してそこまで熱を上げるのか、理解できずにいることでしょう。

Appleが“遅れて”機能を展開する理由

YouTuberのブラウンリー氏は最近の動画で、なぜiPhoneなどに見られるAppleの機能はいつも“遅れて”出てくるのか、その理由を簡潔に説明しています。
 
それは、AppleがフォーカスしていることがGoogleなどの企業とは大きく異なるからです。
 
Googleはイノベーションに焦点を当てていますが、Appleは最初のプレイヤーになることにそこまで興味がないといいます。それよりも、機能をより良いものにし、ネクストレベルのものに持っていくこと、そして複数のデバイスでシームレスに動作するよう親和性を高めることに注意を注いでいるとのことです。
 
これをAppleファンたちは、“Appleエコシステム”と呼びます。

動作がスムーズなLive Text機能

ブラウンリー氏は、Appleが最近発表した“Live Text(ライブテキスト)”機能をAppleのスタンスが垣間見れる機能の例として引き合いに出しています。
 
ライブテキストは、カメラで撮った写真や画像の中から文字を検出し、別のアプリへとコピペできるというものですが、すでに同様の機能はGoogleレンズが提供し始めてからかなりの歳月が経っています。しかしながら、Appleの機能は“シームレスさ”においてGoogleに勝るというのがブラウンリー氏の見方です。
 
例えば、写真に写っている看板に電話番号が書かれていて、その電話番号を長押しするだけですぐに電話をかけることができるのは、Googleのレンズボタンを押してそこからコピペするよりも簡単で迅速です。

他アプリとの親和性が高いSharePlay

他にも、新たなFaceTimeアプリ機能“SharePlay(シェアプレイ)”による、コンテンツの再生共有体験は、他のアプリの画面共有などとは比べものにならない、とブラウンリー氏は語っています。
 
Netflix、Disney+、HBOなどの企業は、Appleの新機能をうまく利用するためFaceTimeへと接続することも可能で、各社が抱えるユーザーに同様の素晴らしい体験をもたらすことができます。
 
Appleは、“何を”やるかではなく、“どのように”やるかに焦点を当てており、それが他企業と隔てる強みになっているようです。
 
 
Source:Inc.
Photo:Apple
(lexi)

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