世界的なチップ不足はスマートフォン業界にも影響しているといわれていますが、Canalysによると2021年のスマートフォン出荷台数は12%増加する予想となっています。また、5Gの普及はさらに進み、2022年には5G通信対応スマートフォンの出荷台数が4G通信対応スマートフォンの出荷台数を超えるとのことです。
2021年のスマートフォン市場は12%成長の予測
市場調査会社のCanalysは、2021年のスマートフォン市場は前年比で12%成長するとしています。
2020年には新型コロナウイルスの影響で7%出荷台数が減りましたが、ワクチン接種が進むなどして沈静化することにより、強い回復を示すとのことです。
しかしながら、世界的なチップ不足はスマートフォン市場にも影響し、すでにバックオーダーが発生している状態です。
チップ不足はその価格にも影響し、最終製品であるスマートフォンの価格が上昇する可能性もあります。
2022年に5Gスマホが4Gスマホの出荷台数を超える
また、Canalysは普及が進む5G通信対応スマートフォンの動向についても予想しており、2022年には5G通信対応スマートフォンが4G通信対応スマートフォンの出荷台数を超えるとしています。
2021年に43%を占める5G通信対応スマートフォンの割合は、2022年に52%と過半数になり、2023年には69%に達するとのことです。
これは、ベンダー間の熾烈な価格競争によるもので、2021年末までには出荷される5G通信対応スマートフォンの32%が300ドル(約33,016円)以下になると予想されています。
Source:Canalys via 9to5Mac
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-375282/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania