先日の、「半導体不足によりSamsung Galaxy S21 FEの生産が中止された」との報道に対してSamsungが、「生産はまだ中止していない」とコメントしました。ただし、同社は生産中であると答えたわけではありません。
生産中止を”まだ”決定していないとコメント
8月の発表に向けて量産中とみられていたGalaxy S21 FEですが、半導体不足により生産が中止されたと、海外メディアなど各方面で伝えられていました。
battery + semiconductor + slightly higher costing are the reasons btw https://t.co/dhoDXCAXW2
— Chun (@chunvn8888) June 13, 2021
これに対してSamsungが、「未発表製品の詳細を伝えることはできないが、生産中止は”まだ”決定していない」とBloombergにコメントしました。
半導体不足が解消されたら生産再開される?
このコメントに対して中国メディアGizmochinaは、「Samsungは生産中止を否定したが、生産継続を明言したわけではない。発売されるとしても昨年のGalaxy S20 FEのように発表が9月、発売が10月になるかもしれない」と、当初予定より延期になる可能性を指摘しています。
不足している半導体の1つとしてQualcomm Snapdragon 888が取り上げられましたが、同チップを8月発売予定のGalaxy Z Fold3やGalaxy Z Flip3に振り分けた結果、Galaxy S21 FEに回す分がなくなったとも予想されます。
その場合、Snapdragon 888や代替品としてのExynos 2100が確保できれば生産を再開することも考えられますが、いずれにせよ、生産工程に全く障害がないというわけではなさそうです。
Source:Gizmochina
Photo:LetsGoDigital
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