家具大手のIKEAとオーディオブランドSonosは、Apple MusicやAirPlay 2、HomeKitに対応した、額縁型のWi-Fiスピーカーを発表しました。7月15日に発売予定です。
スマートホーム機器と連動
IKEAとSonosが共同開発した「SYMFONISK」シリーズの新製品として、壁掛け式のピクチャーフレーム(額縁)型のWi-Fスピーカーを発表しました。
SonosのスマートスピーカーとしてApple Musicなどの音楽配信サービスを再生できるほか、AirPlay 2に対応しておりiPhoneやMacで再生したコンテンツの音声を高音質で楽しむことができます。
1台のスピーカーを電源に接続し、左右のスピーカーを接続すれば、電源ケーブルは1本で済ませることができます。不要なケーブルは本体内部にしまっておくことができます。
AppleのHomeKitに対応しており、iPhoneからSiriを使って操作することも可能です。
以前、IKEAの照明やブラインドをiPhoneで操作して快適な目覚めを実現したレポートをご紹介しましたが、スピーカーも連動させれば、起床時間に向けて徐々に照明が明るくなり、ブラインドが開き、好みの音楽で目覚めるといった使い方が可能になります。
7月15日から欧米で発売
フレームのカラーはブラックとホワイトが用意されており、7月15日からヨーロッパと北米のIKEAオンラインストアと店舗で販売が開始されます。その他の地域では順次、発売予定です。
アメリカでの販売価格は199ドル(約22,000円)です。
フレームにはめ込む作品は交換可能で、交換用の作品が20ドル(約2,200円)で販売されますが、ユーザーが自分で用意した絵画を使うことはできないようです。
オンラインで実施された発表イベントの模様は、以下の動画でご覧いただけます。
2019年にスタートした「SYMFONISK」シリーズ
IKEAとSonosのコラボレーションによる「SYMFONISK」シリーズは、2019年から販売が開始されています。
これまでに、照明とスピーカーが一体化したモデル、本棚に収納できるブックシェルフスピーカーが販売されています。
Source:IKEA via AppleInsider
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-375569/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania