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Apple、欧州ユーザー向けに新しいプライバシー機能に焦点を当てた動画を公開

Apple
 
Appleは、ヨーロッパのユーザー向けに新しいプライバシー機能に焦点を当てた動画「Privacy」をYouTubeチャンネル「Apple UK」にて公開しました。この動画には、ティム・クック最高経営責任者(CEO)からの特別なメッセージも含まれています。

欧州のユーザー向けにプライバシーに関する動画を公開

ヨーロッパでは特にプライバシーが重視されていることから、Appleはヨーロッパのユーザーに向けた動画を公開したと思われます。欧州連合(EU)は、2018年に世界で最も厳しい保護法であるEU一般データ保護規則(GDPR)を施行しました。Appleでさえも、この法律で定められた非常に高い基準を満たすためにはプライバシー保護策を強化する必要がありました。
 
ヨーロッパでのみGDPRに対応している企業もありますが、Appleは世界中のユーザーに同じように強化されたプライバシー基準を提供することを約束しています。
 

Appleは、プライバシー分野のリーダーシップ​を牽引し、プライバシーへの取り組みを継続​的に拡大することで業界全体の変革を促しています。WWDC21では、iOS15iPadOS15macOS MontereywatchOS8iCloudにまたがる数多くの新しいプライバシー機能が発表されました。これらの新機能は、ヨーロッパをはじめとする全世界のユーザーが、自分のデータへのアクセスをより適切に制御、管理できるようにするためのものです。
 
WWDC21のプライバシーに関するプレゼンテーションで新機能のハイライトを、そして、Apple Parkのスティーブ・ジョブズ・シアターから直接届けられたクックCEOのヨーロッパユーザーに向けた特別なメッセージをご覧ください。

「アプリのトラッキングの透明性」など既存機能を紹介

クックCEOは、プライバシー成分表示及びアプリのトラッキングの透明性の2つの既存機能を紹介し、最後にこの分野における企業理念をお馴染みの言葉で締めくくりました。
 

これらの新しいプライバシー機能は、透明性を向上させ、ユーザー自身が個人データをコントロールできるように、我々のチームが開発してきた革新的な技術の最新版です。これらの新しい機能は、ユーザーのコントロールを強化することで、ユーザーに安心感を与え、誰に見られているかを気にすることなくテクノロジーを自由に使えるようにします。Appleは、自分のデータがどのように扱われるかをユーザーに選択してもらい、プライバシーとセキュリティーを全ての製品に組み込んでいくことを約束します。

Appleの新しいプライバシー機能の詳細も

WWDCのクリップでは、Appleの新しいプライバシー機能の詳細が紹介されており、「メールプライバシー保護」「アプリケーションのプライバシーレポート」「デバイス上での音声認識」「Private Relay」「メールを非公開」について取り上げられています。
 

 
 
Source:Apple UK via 9to5Mac
(m7000)

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