自社製SoCのGPU性能向上を目指すSamsungは、GPU大手のAMDと協業してGPUの開発を行っています。その詳細発表は6月に予定されているといわれていましたが、7月にずれ込んだようです。
7月にずれ込んだSamsungとAMDのGPU
Samsung製のSoCであるExynosシリーズは、QualcommのSnapdragonに比べてGPU性能が劣っているといわれています。
そこで、SamsungはGPU大手のAMDと協業してAMDのRDNA 2アーキテクチャベースのGPUを開発してきました。
このGPUの詳細は6月に発表されるという情報がありましたが、Twitter上の人気リーカーであるIce universe氏(@UniverseIce)によると、7月にずれ込んだ模様です。
Exclusive:Samsung×AMD GPU was originally scheduled to be released in June, but now it has been postponed to July, when we will know the performance of AMD GPU on Exynos and other details. pic.twitter.com/GM6W8l3EKY
— Ice universe (@UniverseIce) June 20, 2021
延期の理由については不明です。
レイトレーシングや可変レートシェーディングに対応するGPU
このGPUが採用するRDNA 2アーキテクチャは、AMDのRadeon 6000やPS5、Xbox Series S、Series Xにも搭載されているGPUが採用しているものです。
レイトレーシングや可変レートシェーディングに対応し、これまでのスマートフォン向けGPUとは一線を画したものになる可能性があります。
Source:Ice universe/Twitter via wccftech
(ハウザー)
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- Source:iPhone Mania
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