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【レビュー】AirTagの用途が拡大!DeffのPOCKET for AirTag

Deff「POCKET for AirTag」レビュー
 
Deff(ディーフ)から発売された、AirTagを持ち物に貼り付けて使えるケース「POCKET for AirTag」をレビューします。貼ってはがしても接着剤が残りにくく、水洗いで接着力が復活するのが特徴です。レビューには、提供いただいたサンプルを使用しています。

AirTagを包んで貼り付けられる

Deffの「POCKET for AirTag」は、AirTagをポケット型ケースで包み、持ち物に取り付けられる高強度シリコーン製のケースです。
 
先に発売されているストラップ型ケース「STRAP for AirTag」では取り付けにくい場所にも使うことができるのが特徴です。
 
「POCKET for AirTag」には、ブラックとハーフクリアの2色があり、Deffダイレクトショップ、Amazon、楽天市場で6月初旬から販売されています。
 
価格は1つ980円、4個セットが2,980円(いずれも税込)です。

AirTagをすっぽり包み込むポケット

「POCKET for AirTag」のパッケージの表は、窓から製品が顔をのぞかせ、イラストで用途が提案されています。背面には取り付け方法がイラスト入りで紹介されています。
 

 
ブラック、ハーフクリアとも、素材はマットでサラッとした手触りです。Deffのロゴが小さく配置されています。
 

 
AirTagを安定してホールドできるよう、表面の内側にはAirTagのステンレス面に合わせた段差が設けられています。
 

 
AirTagを入れるのは、切り込みにAirTagを差し込むだけと簡単です。切り込みはAirTagの直径よりも短いですが、シリコーンの伸縮性を活かして差し込むことができます。
 

 
AirTagを入れると、ブラックは中のAirTagの姿はほぼ見えなくなり、ハーフクリアはAppleロゴが透けて見えます。
 

 
AirTagはしっかり包み込まれており、切り込みを下にして「POCKET for AirTag」を振ってみても、AirTagが落ちてくることはありませんでした。
 

 

AirTagから出る音は小さくなった

パッケージ背面にも注意書きがありますが、AirTagをすっぽり覆うので、AirTagから出る音はやや小さくなります。Apple Watchの「ノイズ」アプリで計測したところ、裸のAirTagが70dbなのに対して、「POCKET for AirTag」で包むと65dbと、音量は低下しましたが、聞き取れなくなるほどではありません。
 

 
なお、iPhone11シリーズ、iPhone12シリーズではU1チップを使って、「探す」アプリから音を鳴らさずに正確な場所を検出可能です。
 

 

貼らずに使うことも可能

裏面には、粘着面を保護するシートと、シートを取りやすくするタブがついています。
 

 
タブだけを外して、貼らずに使うこともできます

財布に入れてみた

筆者は、紛失したくないものナンバーワンである財布にAirTagを活用したいと思っていましたが、コインポケットにAirTagを入れると傷だらけになりそうで実行できずにいました。
 
AirTagを「POCKET for AirTag」に入れれば、AirTagが傷つくのを気にせずに財布の紛失防止に活用できます。
 

 
コインポケットの厚みが増しますが、筆者の場合は比較的サイズに余裕のある財布を使っているので、あまり気にならずに使うことができました。

リモコンの行方不明も防げる

家の中で行方不明になることの多い、リモコンの裏面に貼り付けてみました。貼っても貼り直すことができ、はがした部分に接着剤が残らないので便利です。
 

 

スーツケースの内側にも

海外旅行や海外出張もできない状況が続いていますが、空港で荒っぽく扱われることの多いスーツケースは、旅行中に紛失したくないもののひとつです。
 
しかし、外側にAirTagを付けていると、スーツケースの輸送中にAirTagが外れたり破損したりするのではと心配です。
 

 
そこで、スーツケースの内側にAirTagを貼り付ければ、AirTagを守りつつ、紛失を防ぐことができます。
 
筆者の使用しているスーツケースの内側はナイロン素材ですが、しっかり貼り付けることができ、接着剤を残さずにはがすことができました。

水洗いで粘着力が復活

「POCKET for AirTag」の特徴は、貼り付け面を水洗いすると粘着力が復活することです。
 

 
実際、スーツケースの内側に貼り付けていた「POCKET for AirTag」をはがして水洗いしてリモコンに取り付けてみましたが、十分な粘着力を保っています。
 
例えば旅行で、目的地に着くまではスーツケースの内側に「POCKET for AirTag」貼り付けておき、目的地のホテルでスーツケースを置いたら「POCKET for AirTag」を身の回り品に付け替え、帰りにはスーツケースに貼り直す、といった使い方も可能です。
 
また、「POCKET for AirTag」表面は、ホコリのつきにくい特殊コーティングがされており、汚れても気軽に洗えるので清潔に使うことができます。

AirTagの活用方法を広げるアイテム

市販されているAirTag用アクセサリーの多くが、持ち物にぶら下げるタイプなのに対して、貼り付けて使える「POCKET for AirTag」は、AirTagの活用の幅を大きく広げてくれるアイテムだと感じました。
 

価格も1つ980円と手頃ですし、AirTagをより多彩に活用してみたいとお考えの方は、「POCKET for AirTag」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
 
 
参考情報:製品情報
(hato)

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