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独大学、LEGOとスマートフォンカメラのレンズから廉価な顕微鏡の組み立てに成功

ゲッティンゲン大学
 
顕微鏡は、科学や医学の多くの分野で不可欠なツールですが、そのコストや壊れやすさのために、多くのグループがこの技術を利用できずにいます。今回、ゲッティンゲン大学とミュンスター大学の研究者たちは、子ども用のプラスチック製の積み木と携帯電話の部品を使用し、高解像度の顕微鏡を作ることに成功しました。

LEGO顕微鏡で子どもたちの理解が向上

研究チームは、1台4ユーロ程度のスマートフォンのカメラに搭載されているレンズが、個々の細胞をも分解できるほど高品質であることに気づき、最新の研究用顕微鏡に近い機能を備えた、完全に機能する廉価な高解像度の顕微鏡を設計しました。光学系以外の部品は、すべてLEGOでできています。
 
研究チームは、顕微鏡を作るための説明書と、顕微鏡の光学的特性を学びながら組み立てられるステップごとに分けられたチュートリアルも作成しています。9〜13歳の子どもたちを対象にしたアンケート調査では、子どもたちの顕微鏡に対する理解度が大幅に向上したことが明らかになっています。

プランと説明書は無料で公開

「科学を理解することは、意思決定に不可欠であり、問題解決や創造性など、日常生活においても多くのメリットをもたらします」と、ゲッティンゲン大学のティモ・ベッツ教授は語っています。
 

 
「私たちは、このモジュール式顕微鏡が世界中の教室や家庭で使われ、子どもたちが科学に興味を持つきっかけになることを願っています」と、ベッツ教授は続けています。
 
すべてのプランと説明書は、英語、ドイツ語、オランダ語、スペイン語で提供されており、ソース元リンクから無料でアクセスできます。
 
 
Source:ゲッティンゲン大学, tobetz/GitHub
(lexi)

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