Windows 11を発表したマイクロソフトの最高経営責任者(CEO)サティア・ナデラ氏はイベント後にメディアのインタビューに応え、その中でiMessageがWindows PCで使えるようになるなら、それを歓迎すると述べています。
iPhoneとの連携強化
Windows 11ではAndroidアプリが利用できるようになるなど、マイクロソフトはOSの垣根を越えたプラットフォームを目指すようです。しかしiPhoneとの連携はAndoridアプリのようには上手くいっておらず、サティア・ナデラCEOは「より良く連携することを確認したい」として今後のAppleと協議、交渉を進める可能性を示唆しています。
その連携の一つに同氏はWindows版iMessageを挙げています。以前からWindows PCでiMessageが使えるようにしたいと公言していた同氏ですが、今回もAppleがWindows版iMessageを開発するなら、それを歓迎したいと述べています。
現時点でiMessageはAppleユーザーしか使えず、より多くの人が利用する便利なメッセージアプリにはなり得ていません。仮にWindowsでiMessageが使えるようになれば、メッセージアプリとしてのユーザー数は増え、iMessageの利便性も向上するはずです。しかしAppleはiMessageをiPhoneユーザーの囲い込みの武器と考えているようで、他社プラットフォームのユーザーに開放することは想定していないとされます。Windows側の歓迎の姿勢は続くものの、Appleの方針が変わるのを待つしかないのかもしれません。
Source:MacRumors
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-378072/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania