iOS15は現在、開発者向けベータ2がリリースされていますが、まだ多くのバグや不具合が残っています。海外メディアiPhoneHacksが、現在までに確認されているiOS15のバグをまとめているのでご紹介します。
iOS15正式版の公開は秋
iPhone向けの次世代OSであるiOS15は、現地時間6月7日に世界開発者会議(WWDC21)の基調講演で発表され、基調講演の直後にベータ1が、先日ベータ2が開発者向けにリリースされています。
なお、登録ユーザー向けのパブリックベータは7月にリリース予定です。
ベータテストを繰り返して不具合を修正し、一般ユーザー向けの正式版が秋に公開される予定ですが、現時点では多くの不具合が確認されています。
iOS15で確認されている不具合とバグ
以下が、現在までに確認されているiOS15の不具合やバグです。
- 「手前に傾けてスリープ解除」で画面が明るくならない
- AssitiveTouch機能の一部が正常に動作せず、意図せずSiriが起動してしまう
- ミー文字が正常に描画されない場合がある
- バッテリーウィジェットで、接続されたデバイスのバッテリー残量が正常に表示されない
- CarPlayで、ミュートとルート全体表示のボタンが一部の車種で表示されない
- Siriを短時間に何度も呼び出すと、Siriが出てこなくなる
- FaceTimeでリアカメラを使っているとズームのインジケーターが表示されない
- グループFaceTimeでポートレートモードを使うと、ズームされてしまう
- 名前に絵文字を含む連絡先に発信しようとすると、FaceTimeが応答しなくなる
- 集中モードで自動返信機能が正常に機能しない
- いくつかの状況でガイドアクセス機能が起動に失敗する
- ヘルスケアアプリのデータ共有機能は、データの不足、変更、表示まで長時間かかるなど、問題が多い
- 集中モードを有効にしていると、ホーム画面のページが表示されないことがある
- App Libraryをスクロールすると、ヘッダー部分がフェードアウトせずに重なってしまう
- iPadOS15で、ホーム画面にウィジェットを追加するとレイアウトに問題が生じる
- メールアプリのスキャン機能が動作しない
iOS15ベータ2で確認されている不具合とバグ
先日リリースされたベータ2でも、すでに以下の不具合とバグが確認されています。
- iPadOS15ベータ2が、9.7インチiPad ProのWi-Fi + Cellularモデルにインストールできない
- Safariで一部のWebサイトを閲覧すると、操作ボタンが重なって表示される
- 一部のiPhoneで、iCloud Private RelayがiCloudの設定メニューに表示されない
- Safariのおすすめ機能が一部のユーザーで表示されなくなる
- メッセージアプリで、最新の会話がアップデートされなくなる。アプリを再起動すると修正される
- iPhone12ユーザーが、iOS15ベータ2では5GからLTEへのフォールバックが起こりやすいと報告
- iOS15ベータ2のカメラアプリで、テキストの認識表示が動作しない
- 背面タップでiPhoneをロックしようとしても正しく動作しない
- iCloudメールのプッシュ通知が動作しない
Source:iPhoneHacks
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-378446/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania