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2021年第1四半期のDRAM売上高は堅調~スマホのメモリ搭載容量増加が一因

DRAMの画像
 
2021年第1四半期のDRAM売上高は前年同期比30%増、前四半期比9%増と堅調に推移しました。スマートフォンに搭載されるメモリ容量の増加がその一因とされています。

190億ドルに達したDRAM市場

調査会社のCounterpointによると、2021年第1四半期(1月~3月)のDRAM市場の売上高は、前年同期比30%増、前四半期比9%増の190億ドル(約2兆1,051億円)に達しました
 
リモートワークやリモート教育などの影響で、スマートフォンやノートパソコン向けのDRAM需要が引き続き堅調に推移したことでこのような堅調な業績となっています。
 
メーカー別では、Samsungが41.5%のシェアを持ち首位でした。
 

 
また、Samsung、SK hynix、Micronを合わせたシェアは94.2%に達し、DRAM市場は寡占状態です。

スマートフォンに搭載させるメモリ容量が増加

DRAM市場が好調である要因の1つとして、スマートフォンに搭載されるメモリ容量の増加が挙げられています。
 
2021年第1四半期のスマートフォンの平均DRAM容量は5.3GBとなり、前年同期比で約21%、前四半期比で約7%の増加となっています。
 
iPhoneにおいても、iPhone12 ProおよびiPhone12 Pro Maxは6GBのメモリを搭載しており、すべての製品が4GBだったiPhone11シリーズよりもメモリ容量の増加がみられました。

 
 
Source:Counterpoint
(ハウザー)

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