ディスプレイ市場調査会社のStone Partnersが、iPhone14シリーズ(仮称:2022年モデル)には5.4インチディスプレイのiPhone14 miniがラインナップされないこと、iPhone14 Proシリーズのフロントカメラはパンチホールデザインで準備が進められていることを伝えました。
「mini」を廃止、「Max」が2機種に増加?
Stone Partnersが現地時間2021年6月27日に発表したレポートで、iPhone14シリーズにラインナップされる4モデルは、6.1インチディスプレイ搭載モデルが2つ、6.7インチディスプレイ搭載モデルが2つの合計4モデルになると記していることを韓国メディアET Newsが報じました。
このことから、5.4インチディスプレイを搭載する「mini」モデルは今秋発売のiPhone13 mini(iPhone12s miniとの噂もあり)が最後になりそうです。
現行モデルのiPhone12 miniの製造はすでに中止されており、今後の販売は積み上がった在庫から行われるとの報道がありました。
Stone Partnersだけではなく、iPhone14シリーズは6.1インチディスプレイを搭載する「iPhone14」、6.7インチディスプレイを搭載する「iPhone14 Max」と、それらのProシリーズとなる「iPhone14 Pro」および「iPhone14 Pro Max」の4モデル構成になると、複数ソースが予想している状況です。
2022年に「パンチホール」、2023年にディスプレイ下埋込み型カメラ搭載?
Stone Partnersはまた、「iPhone14 Pro」と「iPhone14 Pro Max」にはパンチホールデザインのフロントカメラが搭載されると予想しています。
同社によれば、iPhone13シリーズ発売前にも関わらずiPhone14シリーズの情報が漏れ聞こえてくるのは、「アプリケーションプロセッサ」(AP)やディスプレイ、カメラなどの重要なパーツの開発および仕様決定に1年〜2年の事前準備期間が必要なことが理由とのことです。
更に1年後となる2023年モデルのiPhoneには、「アンダーディスプレイカメラ(UDC)」や「アンダーパネルカメラ(UPC)」と呼ばれるディスプレイ下埋込み型カメラが搭載されるとの噂がありますが、発売まで時間があることからこれらの仕様は変更される可能性があると、Stone Partnersは説明しています。
Source:ET News
Photo:Apple Hub/Facebook (1), (2), (3)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-378901/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania