ことしの4月、つまりコロナ禍まっただなかに「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに創業した株式会社令和トラベルが22.5億円資金調達を実施しました。国内の旅行系スタートアップとしては過去最高の資金調達額で、採用やDX化などを強化する見込みとのこと。
また、ローンチ予定の愛外旅行予約アプリのティザーサイトが公開されており、LINEでの優先登録の受付を開始しました。
◆ティザーサイトURL:https://www.reiwatravel.co.jp/newtravel/
ティザーからも滲む、新しい価値
ティザーなので実際の予約の動作はまだわかりませんが、シンプルで美しい引き算の魅力を感じます。
webページはたったの1枚。海中をゆったり悠然と泳ぐウミガメの映像を背景に、「あたらしい旅行を、アプリで。」のコピーが大きく構えています。フォントもシンプルで飾りはありません。右上にはそれぞれTwitter と Instagram に飛べるアイコンが設置されており、最も親指に近い部分にLINE優先登録のバナー。誰にとってもわかりやすくて使いやすいデザインと言えるでしょう。
「デジタル化」「省人化」「無人化」といった課題に挑戦し、海外旅行業界に新たな価値を提供する同社の意気込みが伺えます。まさに令和の新サービスが誕生する予感です。
海外旅行需要を最大化する
創業時4月のリリースで代表取締役社長の篠塚氏は「現在の旅行予約の手続きは複雑な仕組みのため、改善の余地が多く存在します。効率化を図り、誰もが利用できる価格と高品質な旅行が実現すれば、今後必ず戻ってくる海外旅行需要を最大化できると考えています」と語ります。
海外旅行市場が回復したそのとき、「やっと旅行ができる」という需要にあぐらをかかず、新たな価値を見せてくれるでしょう。
(文・川合裕之)
- Original:https://techable.jp/archives/157277
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川合