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nearMeの空港送迎相乗りシャトルバス「スマートシャトル」が関西進出、関西空港・伊丹空港と京都府13地域を結ぶ

同じ方向へ行きたい人をマッチングさせ、AIで最適ルートを割り出し、タクシーよりも安い相乗りで利用者を運ぶ、タクシー相乗りアプリ「nearMe」(ニアミー)を展開するNearMeは6月29日、この技術を応用した「次世代型スマートシャトル」の空港送迎サービス「nearMe.Airport」サービスについて、関西での提供を開始すると発表した。

これまでnearMe.Airportは、東京、沖縄、福岡、南紀白浜の4エリアで展開されていたが、今回は、関西空港(関西国際空港)または伊丹空港(大阪国際空港)と、京都府内の13地域を結ぶ路線での運用が開始される。これは、京都でヤサカタクシーを運営する彌榮自動車との提携によって実現した。ヤサカタクシーは、nearMeのプラットフォームを利用してエリア拡大に取り組んでいる。

新規発着点

料金は関西空港から京都府内が1回1人4980円(税込)から、伊丹空港から京都府内が1回1人2980円(税込)から。前日18時までに公式サイトで予約を行い、料金はオンライン決済。

料金

またキャンペーン期間中は、予約画面でプレスリリースに記載されている空港別クーポンコードを入れると新規利用者の初回乗車が半額になる。京都府内の発着地域は、京都市、宇治市、長岡京市、城陽市、木津川市、八幡市、京田辺市、向日市、精華町、久御山町、大山崎町、宇治田原町、井手町で利用者が指定した場所となる。

相乗りとなると新型コロナウイルスの感染リスクが気になるが、nearMeでは、乗務員の運行前の検温、乗客のアルコール消毒、乗車中の車内換気、利用者降車後の消毒、乗客同士が接触しない配慮などを徹底している。また予約客に新型コロナ感染者が出た場合には、早急に対応するとしている。

nearMeの新型コロナウイルス対策

2017年に設立されたnearMeは、「リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献する『瞬間マッチング』プラットフォーム作りを目指し、まずシェアリングエコノミーのMaaS(Mobility as a Service)領域からスタート」した。2019年8月に「スマートシャトル」の運用を開始。現在は、通勤用の「nearMe.Commute」、ゴルフ場送迎の「nearMe.Golf」も展開している。

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カテゴリー:モビリティ
タグ:相乗り(用語)オンデマンド交通送迎サービス(用語)NearMe(企業)日本(国・地域)

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