中国の618商戦は、毎年6月18日付近に開催される中国最大のECセールの一つです。そんな618商戦真っただ中の6月の最初の3週間において、中国のスマートフォンの販売台数は前年同期比7%増になりました。メーカー別ではHuaweiやHONORが大きくシェアを落とし、ほかのメーカーがそのシェアを奪う構図となっています。
618商戦でプラスに転じた中国スマートフォン市場
618商戦を含む6月の最初の3週間において、中国のスマートフォン販売台数は前年同期比で7%増となりました。
中国では4月5月と2カ月連続で前年同月比マイナス成長を記録していましたが、久しぶりの増加となっています。
メーカー別ではVivoがスマートフォン販売台数の23%を占めて首位でした。
2位と3位はOPPO(21%)とXiaomi(19%)であり、Appleは14%のシェアで4位となっています。
HuaweiとHONORが大きくシェアを落とす
今年の618商戦を前年と比べると、HuaweiとHONORの凋落が目立ちます。
これらのメーカーのシェアは、Huaweiが33%から10%に、HONORが15%から7%にそれぞれ低下しました。
ほかのメーカーはHuaweiとHONORが失ったシェアを獲得することで成長を遂げています。
Appleも前年同期比16%増となり、今年の618商戦期において4位にランクインしました。
Appleの618商戦への参加は今年で2年目ですが、強力な販売促進活動が行われ、中国の大手オンラインショップではiPhone12が1,000元(約17,242円)以上の割引価格で販売されていたとのことです。
また、realmeのスマートフォン販売台数は昨年の10倍以上に増加しています。
Source:Counterpoint via 9to5Mac
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-379779/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania