Appleが現地時間2021年6月29日、米国特許商標庁(USPTO)にて、Apple Watchとセンサー内蔵バンドを組み合わせ、運動時のパフォーマンス分析とフィードバックが実現し得る特許を取得しました。
Apple Watchの新しいバンドに関する特許
Appleが今回取得した特許は、新しいセンサーが組み込まれたApple Watch用バンドに関するものです。
特許には参考例として、ユーザーが運動している際のパフォーマンスを分析しフィードバックすること、表面筋電位(EMG:Electro Myo Graphy)センサーを使った水分補給の検出、Face IDのようなカメラを使った生体認証方法が記されています。
下記図表3には、各種センサーがシステムにどのように統合されるかを示したものです。
運動分析を行うセンサー搭載か
特許内に記された新しいApple Watch用バンドに搭載されるセンサーには、手首の動きを検出するものが含まれています。
EMGセンサーを含む各種センサーは、バンドの柔らかい部分に搭載されることが図表4Bや4Cで説明されています。
図表5は、センサーで測定したデータを用いて、ユーザーの運動分析とそれに対するフィードバックがどのようにおこわなれるかを記したものです。
図表7Aおよび7Bでは、Apple Watchのバンドに、汗などの水分検出を行う静電容量センサー(#718)を搭載することが示されています。
本特許では、汗などの水分が検出されたら劣化を防ぐためにEMGセンサー(#738)を無効化することが検討されています。
来年発売のエクストリームスポーツモデルが搭載か
Bloombergは2021年6月に、Appleは2022年発売を目指し、Apple Watchのエクストリームスポーツモデルを開発中だと報じていました。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-380101/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania