5億件のデータ学習したAIを搭載するノイズキャンセリングイヤホン「エル・コッコロ」が日本最大級のクラウドファンディングサイトMakuakeにてプロジェクトを開始。2021年7月3日時点で約50人のサポーターから合計180万円以上の資金を集めており、その人気ぶりが伺えます。
オンライン会議の「イヤホン問題」
今ではすっかりおなじみとなった「オンライン会議」。同製品を販売するPALTEK IoT チームによると「オンライン会議の際に気になる周囲の雑音。私自身雑音を気にして、ミュートのON/OFFをポチポチとしながらよくオンライン会議に参加していました」と話します。
例えば、「発言しないときにミュートになっていないと、キーボードを打つ音や自宅の生活音が相手に伝わってしまい挙句の果てには『少しうるさいのでミュートにしてもらえますか?』となんとも言えない悲しい状況になってしまう」。こんな経験をされた読者の方も、少なからずいるのでは?
AI搭載のイヤホンが解決
この「オンライン会議でのイヤホン問題」を解決するのが、ノイズキャンセリングイヤホン「er・CO・CCO・LO(エル・コッコロ)」。同製品の最大の特徴は、AI学習に精通したintelliGoという企業が開発した「AI学習によるノイズキャンセリング技術」を世界で初めて採用したという点。
クリアな音声と騒音の音声データを大量に学習したAIチップがイヤホン内部に搭載されていますので、それによって様々なノイズをキャンセリングが可能に。AIには学習させているデータ総量は、なんと5億件以上にも登るというから驚きです。
PALTEK IoT チームの担当者は「ノイズキャンセリング技術を謳っている製品は多々ありますが、多くのノイズキャンセリング技術搭載のイヤホンは聞こえてくる音に対してのものになり、通話相手に対しては恩恵がありません。本ガジェットでは話す側のノイズキャンセリングができるため、通話相手にも力を発揮できます」と、同製品の強みを説明しています。
(文・Takeuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/157575
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi